「暮らしを寿(ことほ)ぐ切り紙 窓花(まどはな)」展

  • 期間 : 2016年12月2日(金)~2017年1月22日(日)

年の瀬から新年を迎える季節、ひとはみな人類共通の祈り、平安を願います。
本展では、中国中央部に暮らす人々が、新年を迎え寿ぐ心を農閑期の手仕事にこめた、素朴で温かみある小さな切り紙「窓花」をご紹介します。

「窓花」は、文字どおり家屋の窓を飾る小さな切り紙です。新たな年を迎えるにあたり、それぞれ暮らす家の窓飾りを、農村の女性達が自らの手で作り続けています。それらは、そこに生きる人たちの生活に欠かせない動植物や、想像上の人物や生き物などをモチーフに、ハサミと紙だけでおおらかに表現しています。そして、厳しい環境でも心豊かに暮らす人々の智恵や手仕事への想いにあふれています。異なる文化でありながら、なぜか私たちに懐かしさや、心の豊かさを想起させる、小さな民間芸術です。暮らしに寄り添った美と、小さな切り紙が生まれたその地へと開かれた、ささやかな窓のような展覧会です。

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次回展覧会予告

「民藝運動フィルムアーカイブ 名も無き美を求めて1934-2017」展
2017年1月27日(金)~3月26日(日)

美術品ではなく、庶民が日常的に扱う日用品に日本の美と手仕事を見いだし、世界にその価値を知らしめた民藝運動。そのメンバーの1人であるバーナード・リーチが1934-35年にかけて来日し、当時貴重であった16ミリの機材で自ら撮影したフィルムが長らく氏の自宅に眠っていました。柳宗悦、濱田庄司、河井寛次郎など民藝運動を起こしたメンバーの姿や、当時の日本各地のものづくりの現場やさまざまな風土、風景がそこにはありました。カナダ人映像作家のマーティ・グロスがその存在にたどり着き、晩年フィルムを譲り受け、劣化したフィルムをデジタル化し、撮影された内容を確認しながら、民藝をテーマにした映像作品を製作したり、日本に眠っている映像資料を掘り起こす活動を続けてきました。
本展では、先人達が残してくれた貴重なフィルムから、未来へつながるものづくりや暮らしのヒントを探ります。

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[民藝運動フィルムアーカイブ 上映プログラム]

本展会期中、会場内の映写室にてご観賞いただける民藝運動フィルムアーカイブです。
スケジュールをご確認の上、ご来場下さい。

  • ① 2017年1月27日(金)~2月16日(木)
    「『民藝運動フィルムアーカイブ』より~土堀りから出荷まで~」
    (上映時間:約9分)
  • ② 2017年2月17日(金)~3月9日(木)
    「陶器を創る人々」
    (上映時間:約26分)
  • ③ 2017年3月10日(金)~3月26日(日)
    「『民藝運動フィルムアーカイブ』フィルム修復と編集作業」
    (上映時間:約12分(予定))