MUJI Forum des Halles

フォーラム・デ・アルは、かつてパリの胃袋と呼ばれた中央市場の跡地につくられた大型ショッピングセンターです。 パリと郊外を結ぶRERのシャトレ駅、地下鉄レ・アル駅に直結し、1日約50万人が行きかうコンコースに位置するショッピングセンターには、映画館、レストランも併設され、地元の人々で賑わっています。

オープン記念ポスター

「手仕事」、「文化」、「伝統」のキーワードをコンセプトに、オープン告知ポスターを作成しました。
3人のフランス人アーティストが「MUJI」をイメージして、各2作品をデザインしています。
印刷を手がけたのは、ピカソやマチスの作品を生み出してきたプレス機が今なお動くパリ伝統のリトグラフ工房「idem」。日本の伝統である和紙を使って印刷されました。

フィリップ・ワイズベッカー(写真左)
1942年フランス生まれ。現在はパリ、ニューヨーク、バルセロナを拠点に活動し、日常生活の中にある道具の簡素な美しさに注目し、鉛筆や定規を用いた独特なタッチで描く作家。
ジャン・ミシェル・アルベロラ(写真中)
1953年アルジェリア生まれのフランス人アーティスト。絵画だけでなく、文章・写真・映画など、他の表現手段を作品に組み込むコンセプトを追及する作家。
ポール・コックス(写真右)
1959年パリ生まれ。英語教師を経て、独学で創作に専念し、絵本、グラフィックデザイン、アート作品など幅広く制作している作家。

Found MUJI MERCI

永く、すたれることなく活かされてきた日用品を、世界中から探し出し、それを生活や文化、習慣の変化にあわせて少しだけ改良し、適正な価格で再生する活動「Found MUJI」。この活動を、欧州で初めてMUJI Forum des Hallesで展開します。
ライフスタイルを提案する専門店MERCIとともに、フランス人が知っているようで知らない伝統的で再発見のあるフランスの食文化にまつわるアイテムを展示、発売いたします。

修道院で作られた香水

地域コミュニティに根付き、自らが働き、日々の糧を得る修道院がフランス各地にある中、地域の人々と会社を組織し、スキンケア製品や香水を一貫生産しているリヨン南部の町、ムーランに位置するシャンティ修道院の香水を欧州旗艦店限定で販売します。

トークイベント

日本で生まれ、世界で愛される無印良品。その考え方の根底にあるのは、「簡素が豪華に引け目を感ずることなく、その簡素の中に秘めた知性なり感性なりがむしろ誇りに思える世界」という日本の文化に通じる考え方です。
芸術を愛し、独自の文化を大切にしている都市、パリを基点に活動する人々と無印良品のアドバイザリーボードの1人である原研哉氏がそれぞれの文化や思想について語るトークイベントを9月23日の旗艦店開店前夜に開催いたします。

日時:
9月23日(火)18:00〜19:00
場所:
Forum des IMAGE (Forum des Halles に併設された映画館)

登壇者

  • ジャン=リュック・コロナ氏
    (MERCI代表)

  • ジャン=ミシェル・アルベロラ氏
    (アーティスト)

  • 原研哉氏
    (無印良品アドバイザリーボード)

場所:
フォーラム・デ・アル 地下3階 Place Carrée (地図)
電話番号:
01 85 08 62 86
営業時間:
午前10時 – 午後8時(月曜日から土曜日)