醤油差しがある食卓

今、真空パックの醤油が売れてるらしい。
食事の時に鮮度のある醤油でご飯を食べるのはおいしいからいいことだと思う。
きっと、醤油のことを考えたら、これが正解なんだろう。なにしろ、おいしいのだから。
だけれども、食卓を思うとどうなんだろう?

日本の食卓には、醤油差しがよく似合う。
なんといってもかっこいい。
補充をしたり、洗ったり、手間がかかるのかもしれないけれど、それだけのことはある。
食卓の佇まいがちがう。
もしかすると、そんなことが感じ良いくらし、そのものなのではないだろうか。

そういえば、醤油って昔から各地で作られていて秘伝製造のものが多いらしい。
機械化が進んだのだろうけど、その手間や情熱は今もかわらない。
そういうモノはそれ相応の手間暇をかけて使いたい。
そんなことを考えていたら全国にある醤油を調べてみたくなった。

MUJIキャナルシティ博多 MUJI BOOKS担当 清水