『変える。エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト”』展
―永井敬二コレクションより― 2019年4月4日(木) ― 7月21日(日)

“栗の木プロジェクト”を植える。

なぜ無印良品で、イタリア デザイン界の巨匠、エンツォ・マーリの展覧会なのか?
2002年、無印良品ではマーリによるプロジェクト、テーブルと椅子、計19点を発表しました。以来両者の交友関係は続き、ある日マーリは、私たちにこう語りました。

「かつてデザインは、平等の名のもとに優れたスタンダードを生み出す役割を担ってきた。しかし高度成長を経て、目先の商品を売るための手段に成り下がった。私はデザイナーであることを恥じている。 これから提案するのは、目先の経済ではなく、栗の木を植えその木が成長し、やがては人々がその実を味わい、木陰で憩えるような、長い目で未来へと持続するプロジェクトだ。企業はそうした視点を持つべきではないか」

私たちはこれに賛同し、ここから何ができるかを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。本展では、1本目の栗の木を植える試みとしてエンツォ・マーリの仕事の根っこをご紹介します。そこから、ゆっくりと大きく枝葉が伸びていく姿を想像しながら。

-エンツォ・マーリ

1932年イタリア、ノヴァーラ近郊生まれ。ミラノ、ブレラ芸術アカデミーで学び、視覚芸術に取り組んでいた50年代より、ブルーノ・ムナーリの紹介でデザインを手がけ始める。50年を超えるキャリアを持ち、プロジェクト数は1000を超える。クライアントの反発を恐れない商業主義批判と、独自のデザイン哲学、ユートピアを語り続けることで社会に影響を与えてきた。

- 永井敬二コレクションについて

Gallery 1の展示品はインテリアデザイナー永井敬二が50年にわたり自分自身の目と手と足で世界中から集めた戦後モダンデザインを主体とする膨大なコレクションの一部をお借りしています。永井氏は1948年、佐賀県唐津市生まれ。1982年に自身のスタジオ<ケイアンドデザインアソシエイツ>を設立。国内外の文化交流に貢献し、デンマーク王国より「Furniture Prize」を受賞しました。Gallery1では、永井氏のコレクションをお借りしながら展覧会を開催してまいります。

時間:
10:00 ― 21:00
開催場所:
無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1
参加費:
入場無料
主催:
無印良品
企画協力:
永井敬二(インテリアデザイナー)
協力:
Studio Enzo mari
会場構成:
萬代基介建築設計事務所
グラフィックデザイン:
6D 木住野彰悟
施工:
HIGURE 17-15 cas
ゲストキュレーター:
田代かおる
企画・運営:
株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン担当、無印良品 銀座 ATELIER MUJI GINZA