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正直な色です。まんまのドライフルーツ。

 今回は、3月に発売したまんまのドライフルーツをご紹介します。おいしさや思いがギュッと詰まった商品です。

スタートは無印良品らしさから
 開発のきっかけは、無印良品らしい商品を作ろうということからスタートしました。らしさって一体なんですか?と開発担当者に聞いたところ、「漂白剤や着色料などを使わずに素材そのものを大切にしたいとい」という、素材本来のもつパワーを正直に形にしたものがこのシリーズです。
 種類も豊富にそろっていて、その種類はなんと15アイテム!ドライフルーツだけでこれだけの種類を取り扱っているところはめずらしいのではないでしょうか。
 無漂白、無着色なので、見た目は決して華やかではありませんが、古風というか懐かしさを感じさせるアンティークな風貌が、店舗でも存在感を放っています。1810_1

原材料を集めるのは意外と大変!?
 ドライフルーツは、簡単に言うとフルーツを乾燥させたものです。工程がシンプルだからこそ、その調達には苦労したそうです。
 まず無漂白にこだわったドライフルーツ自体が市場にあまりなく、また安定した量を確保することも難しかったそうです。ドライフルーツの原料はフルーツなので、天候による影響があったり、形や大きさが不揃いだったり、それによる価格の変動など、原料の確保の苦労はありそうですね。正直、ドライフルーツはどれも価格が高いなあ、、と思っていましたが、そのような背景を聞くとうなずけます。
 開発者に話を聞くと、そうはいってもこのドライフルーツを今後も種類を増やしていったり、原料の産地に特化したものをやってみたいなど、夢があるそう。今後の進化も楽しみにしたいと思います。


実際に食べてみました

 ドライフルーツは、乾燥させることで水分が抜け、より甘みを強く感じられるようになるそうです。また、生のフルーツに比べて長期間の保存ができ、水分が抜けた分圧縮されるのでコンパクトです。
 そして、このドライフルーツシリーズのパッケージは上にファスナーがついているので、かばんに入れておいて小腹がすいたときに手軽に食べたりするのにも便利そうです。
 今回はたくさんある中から、実際に6アイテムを食べてみました。DSC_0935

ストロベリー 開発担当者のイチオシです。内容量40gということで今回は12粒入っていました。生のイチゴだと1パック分くらいに相当するでしょうか。見た目は生のイチゴのような鮮やかさはありませんが、普通に食べるより甘さが凝縮されていて、まるでイチゴジャムを食べているようです。ドライフルーツなんですが、乾きすぎてなく、しっとりしていてジューシーです。

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いちじく スーパーなどでもよく見かけ、人気も栄養価も高いのがイチジクです。食べやすい大きさにカットされていて、つい食べ過ぎてしまいました。硬すぎず柔らかすぎず、ほどよい噛み応えで、しっかりした甘みで満足感があります。個人的にはヨーグルトに一晩漬けて柔らかく戻して食べるのが好きなのですが、カットされているので刻む手間がなく使いやすかったです。

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アプリコット 安定のおいしさで、1粒でボリュームもあるのでおやつにちょうどいいです。肉厚でかみごたえがあり、甘すぎずさわやかな風味です。よくスーパーなどで見かけるオレンジ色ではなく、無漂白・無着色の素材そのものの色なので見栄えはよくないですが、こどものおやつにも良さそうです。

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デーツ 日本ではあまりなじみがないデーツは、ナツメヤシのこと。以前海外旅行に行った国で名産品だといわれて食べた時にあまりいい印象がなかったのですが、今回久しぶりに食べてみて、以前の記憶が上書きされ、デーツの印象が変わりました。素材本来の味がいいのか、工程が違うのかはさだかではありませんが。甘みが強くプルーンと黒糖をミックスしたような味で、ねっとりとしています。一粒で満足感があり、疲れた体にうれしい味です。

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ゴールデンベリー 見た目と味のギャップが大きかったのがこちら。見た目はやさしそうですが、食べるとパンチのある酸味とさわやかな甘さがあります。スーパーフードと言われていてアンチエイジングにいいのだとか。中に小さな粒々があって、調べてみると食用ほうずきともいうらしく、なるほどと思いました。

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アメリカンチェリー 酸味が少なく、ほんのり甘くて食べやすいです。種はなく、一般的な干しブドウよりも一粒当たりの果肉の量も多く、甘さは控えめです。パンやヨーグルトなどに入れてもおいしそうです。

 手軽に食べられるまんまのドライフルーツで、ヘルシーなおやつをはじめてみませんか。

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