モデルルーム

本当に住みたい賃貸

株式会社エコラ様

「賃貸でも自由にくらす」をコンセプトに、中古マンションのリノベーションをお手伝いさせていただきました。

2Kと細かく区切られていた間取りを大きなワンルームに変更。内装材も無印良品の家具と調和のとれるオーク材フローリングや、壁面も白塗装をご提案しました。

【物件概要】
構造: SRC
m2数: 36.1m2
築年月: 1987年4月
物件名: コクラス北仙台

「余白」の壁

ワンルームの片側の壁面に、生活に必要なキッチン、洗濯機、自由に組み換えができる収納などの機能をまとめました。もう一方の壁面はつくり込まず、住まい手が自由に編集できる「余白」として残しています。
例えば大きな本棚を置いたり、テレビやアートをかけたりなど、普通の賃貸マンションではできないくらしを想像することができます。

既製品家具の活用

壁面スペースは、無印良品の「ユニットシェルフ」がぴったりと納まります。リノベーションの中にうまく既製品の家具を組み合わせることで、造作の棚をつくるよりもコストダウンに繋がることもあります。
シェルフはパーツの組み換えで食器棚、本棚、デスク、ワードローブなど自由に変えられます。バスケットなどの収納用品とも寸法モジュールが統一されているので、収納が苦手な方でも自然と整う「基本」の収納です。

シェルフ本体はオープン棚ですが、「無印良品の家」でも使用されている「木製引戸」と組み合わせることで、来客時には雑多な部分を隠すこともできます。

キッチンは無印良品とサンワカンパニー共同開発の「ユニットシェルフキッチン」を採用いただきました。壁面収納と同様のシェルフをベースにデザインされた、家具のように使えるオリジナルキッチンです。

リノベーションを広める活動の一環として

当時仙台地区では、無印良品の空間・くらしの体感ができる実例がありませんでした。そんな中、無印良品が行っている「MUJI Renovation Club」の活動に参加いただいたご縁がきっかけで、本物件の施工主である、株式会社 エコラ 様との間で、トークイベント実施などの取り組みがスタートしました。
その試みは、次第に実際に共同で空間を手掛けてみよう、というプロジェクトに発展し、本物件をつくり上げていくに至っています。物件オーナー様に内覧いただき、同様の部屋をつくりたい、といった要望をいただいたことから、次の仕事に繋がることもあったそうです。

【コンセプト提案・基本プラン】無印良品 銀座(当時:有楽町)
【設計・施工】株式会社エコラ

  • ※現在はモデルルームとしての公開は終了しています
  • ※設置されているソファは現在販売終了しています

株式会社エコラ様は「MUJI Renovation Club」に加盟いただき、住まい選びの選択肢としてリノベーションを広めていく活動を共に行っています。

MUJI Renovation Club についてはこちらから
https://housevision.muji.com/renovation/