商品開発担当からのカレー便り vol.2 スパイスの話
ガラムマサラとカレー粉

本コラムでは、開発担当者による、
出張で出向いたインドのカレー話や、
商品の開発秘話などを不定期でお送りいたします。

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カレーをつくるときに欠かせない重要な食材のひとつ、「スパイス」。さまざまなスパイスの中でも、インドカレーに使われるスパイスとしてよく耳にするのがガラムマサラです。味の仕上げや香りを補うために使います。ガラムマサラは混合香辛料(スパイスミックス)で、シナモン、クローブ、ナツメグを基本に、カルダモンやコショウ、クミンなどを加えることが多く、インドでは家庭ごとにミックスするスパイスの種類や割合が違います。そのため、同じ「ガラムマサラ」でも家庭によってその味や香りはさまざまです。

一方、日本でなじみの深い「カレー粉」も混合香辛料(ミックススパイス)ですが、ガラムマサラと違い、ターメリックとチリパウダーが入っています。ターメリックによって色と風味が、チリパウダーによって辛みが加わるため、これひとつでカレーのベースが整います。

無印良品では「素材を生かしたカレー キーマ」や「素材を生かしたカレー パニールマッカニー」にガラムマサラを使っています。北インドの家庭のものをお手本にして、クミンやカルダモンをベースに、シナモンとクローブの風味をきかせているのが特長です。同じスパイスを使っていても配合の仕方によって味も香りも違うカレーができあがります。カレーの奥深さは、このスパイスの使い方にあると言っても過言ではありません。

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