商品開発担当のカレーだより vol.7 スパイスとココナッツミルクでつくるイエローカレー

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タイカレーの代表ともいえるグリーン、イエロー、レッドの3色のカレー。グリーンカレーの緑色は青唐辛子やハーブから、レッドカレーの赤色は赤唐辛子から、そしてイエローカレーの黄色はターメリック(ウコン)からきています。

ターメリックはインドのカレーに使われることが多いスパイスです。イエローカレーはもともとインドから伝わったカレーが元になっていて、タイでは“ゲーン・ガリー(ゲーン=汁、ガリー=カレー)”と呼ばれています。唐辛子やハーブをたくさん使うタイカレーにあって、ハーブを使わずスパイスでつくりあげているのがイエローカレーの特長。日本でもなじみのある香辛料が使われ、ココナッツミルクやココナッツクリーム、パームシュガーがたっぷり入ったクリーミーなものが多いので、タイカレーに初めてチャレンジする人や辛いものが苦手な人にも食べやすい味です。

ちなみに、タイ料理に欠かすことのできないココナッツミルクは、ココナッツの実を削り出して水を混ぜて搾ったもの。現地視察で訪れたタイの市場では、ココナッツの実からココナッツミルクをつくっているところを見ることができました。

2020年2月に新発売となった「素材を生かしたカレー イエロー」は、現地で食べたカレーの味をお手本に、ココナッツミルクの甘さと香辛料の風味によく合う豚肉やじゃがいもを使って仕上げました。辛さだけでなく、ココナッツミルクの濃厚な甘みと、パームシュガーのコクのある甘みがあとをひくおいしさです。

素材を生かしたカレー イエロー
消費税込350円
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