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【Café&Meal 天神大名】博多祇園山笠と胡瓜のはなし|地域情報

キービジュアル画像:博多祇園山笠と胡瓜のはなし|地域情報

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2019/07/11

こんにちは。Cafe&MealMUJI天神大名です。

「山笠があるけん博多たいっ」といえば、博多っ子なら聞いたことがありますよね?今年も7月1日からスタートした博多祇園山笠で町の活気はピークに達しています。
博多祇園山笠は「山」を櫛田神社に奉納する700年以上続く伝統ある祇園祭りです。地域ごとの七つの「流れ」があり、一番山笠から七番山笠まであります。
流れとは、複数の町を束ねた「町連合体」の呼称です。戦国末期に豊臣秀吉によって行われた「太閤町割り」に伴ってつくられた自治組織だそうです。
この流れそれぞれに「山」「山笠」と呼ばれる神輿があります。山を担いで市内を回ることを「山をかく」といいます。もうひとつ、「飾り山笠」があり、市内14箇所に飾られています。

今年の中洲流れの手ぬぐい

 

新天町の飾り山

 

この期間、山の男衆は山笠行事中心の生活を送り、町のあちこちで脚光を浴びますが実は一年を通してそれぞれの地域で活動し、町を守っていると聞いたことがあります。
メインイベントを見るもよし、ですが市内のあちらこちらの飾り山笠、それぞれの流れの男衆のいでたち、町の活気もこの時期ならではの風物詩です。

山笠では、胡瓜を輪切りにするとその断面が櫛田神社に祀られている素戔嗚尊(スサオノミコト)のご神紋の、木瓜(ぼけ)の花に似ていることから、畏れおおく口にしない習慣があるそうです。
「胡瓜断ち」といわれ、旬の胡瓜を断ってまで祭りに懸ける意気込みでもあります。

上の紋がご神紋

この時期、市内小中学校では給食からも胡瓜が消えるとか!!当店では旬の食材として胡瓜を使用していますが、山笠は応援しています!!今ご用意しているデリをエピソードにちなんでご紹介します。

胡瓜とオクラのネバネバサラダ 単品250円(消費税込)

こちらのデリは食欲が落ちてくるこの時期におすすめの一品です。胡瓜は味が染み込みやすいよう板ずりをしてさらに軽くたたいてからカットしています。ネバネバ食材はオクラとモロヘイヤを使用。茹で鶏も入っているので食べ応えもあります。
味付けは「梅びしお」という国産有機青梅、国産有機赤紫蘇を使用した梅ペーストを梅ドレッシングと合わせてシンプルに。

博多の男たちの意気込みの分まで、旬の胡瓜を味わってください。

 

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