アトレ恵比寿

【アトレ恵比寿】今日のずっといい言葉

【アトレ恵比寿】今日のずっといい言葉

MUJI BOOKS

2020/12/30

アトレ恵比寿MUJIBOOKS店内で毎日お伝えしている「今日のずっといい言葉」から、特に印象的だった言葉を週替りでお届けします。

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『古典落語』

出版社:講談社 著:興津要 税込1,463円 

今日のずっといい言葉
「よそう、また夢になるといけねえ」

年の瀬になり、大掃除や来年の準備で慌ただしく時間が過ぎていきますね。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

年の瀬になると聴きたくなる落語があります。

「芝浜」という落語。

落語の中でも屈指の人情噺で、夫婦の愛情を暖かく描いた人気の演目です。

今日のずっといい言葉で書いた言葉は、この演目の最後のセリフ「サゲ」で使われます。

このサゲの意味は、是非生の落語で聴いてもらえれば、深い感動を味わえると思います。

大晦日に演じられることが多いこちらの演目。

ラストシーンで夫婦二人、除夜の鐘を聞きながら、仲睦まじく会話するシーンが印象的で、

一年間慌ただしく過ぎ、苦しいことも乗り越え、頑張りきった最後の日の大晦日、

夫婦でお茶を飲みながらゆっくりとした時間を過ごし、お互いの言葉に耳を傾け、お互いをねぎらい合います。

この時、夫婦二人が包まれる空気感は、除夜の鐘の音も相まって、大晦日特有のものを感じます。

大晦日の夜には、今年一年を清算し、ねぎらいの気持ちになる、不思議な空気があるような気がします。

みなさん今年一年、大変だったと思います。

本当にお疲れ様でした。

大晦日の日、是非ご自身や大切な人をねぎらってください。

沢山ねぎらって今年を締めくくり、素敵な新年を迎えましょう。

今年も一年ありがとうございました。


アトレ恵比寿 MUJIBOOKS担当 松居淳平

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