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【イオン八事】ゆくりね様のご紹介:興正寺マルシェ|地域情報

ゆくりね様のご紹介

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2021/10/20

こんにちは。無印良品 イオン八事です。

気持ちよい秋晴れの日が続いていますね。今月も21日にイオン八事店の向かいにある興正寺で「興正寺マルシェ」が開催されます。お散歩がてら、覗いてみてはいかがでしょう?

今回は手作り石鹸を販売している「ゆくりね」様をご紹介します。

ゆくりね様のご紹介


取材にお伺いすると、ふんわりと石鹸の良い香りが漂ってきました。見た目も可愛らしい手作り石鹸や、ゆくりね様の活動について、早速取材開始です。

――手作り石鹸を作り始めたきっかけを教えてください。
「石鹸作りを始めたきっかけは、子育てです。わたしは20代の頃に体調を崩したことがきっかけでアロマと出会いました。子供を産み、周りのお母さんたちから、お子さんの肌が弱かったりアレルギーがあるというお悩みをよく聞くようになって、アロマの知識を活かして出来ることを考え、石鹸作りを始めました」


――マルシェへの出店のきっかけは?
「手作り石鹸を使った方からお肌の悩みを解決できたという声を聞き、石鹸が買うものではなく、それぞれが自分に合わせてつくるものに変わって行ったらいいなと思い、石鹸作りのワークショップを始めました。
おうちの台所でお母さんがご飯を作ることと同じように、当たり前に作れるものになってくれたらいいなと思っていて、その活動を知ってもらう窓口としてマルシェで手作り石鹸を販売しています」

石鹸をガーゼに包んだ包装が可愛らしいですね

(石鹸をガーゼに包んだ包装が可愛らしいですね)


――手作り石鹸のワークショップもされているんですね

「石鹸を使ってみて、良いと感じた方には自分で作ることをお勧めしています。教室だと牛乳パック1本分の量を作っていただけますよ。ワークショップには親子で参加してくれる方もいて、やっぱりお母さんやお子さん自身で作った石鹸で身体を洗うことはお子さんの喜びに繋がるんですね。お母さんの作ってくれたごはんが美味しいと思うことと同じように感じて使ってくれたら嬉しいです。
日々の子育ての息抜きに友人同士で参加してくださる方もいます。わたしの屋号の(ゆくりね)は、ゆっくりと寛げる場所であることをイメージしているので、まさにそんなふうにゆっくりと過ごして頂けるワークショップにしたいと思っています」


――コロナ禍の今、手洗いにもこうした石鹸を使えるといいですよね
「そうですよね。おうち時間に家族で作れば、コミュニケーションにもなるし外に買いに行く必要が無いですよね。私自身も、コロナ以降に石鹸作りを伝えていきたい気持ちが大きくなりました。あとは、SDGsへの取組みとして活動している側面もあります」


――石鹸を手作りすることがSDGsにも繋がるんですね

「市販の界面活性剤が入っている洗剤だと海水に戻るまでに5?10年かかると言われていますが、手作りの石鹸であれば、早くて2?3日で分解されると言われています。自分たちの生活の中で、全てを変えることはなかなか難しいけれど、手作りの石鹸を使うことで自身もSDGsの活動に一つでも参加できていると言うことを、使ってくださる方に感じていただきたいです」

石鹸のほかにも、アロマの知識を活かしたアイテムが並んでいます

(石鹸のほかにも、アロマの知識を活かしたアイテムが並んでいます)


――石鹸のレシピはどのように考えているのでしょうか。
「植物と身近な食べ物を石鹸のなかに入れて、良い反応を起こしていきたいと思って作っています。スーパーに行くと、これは石鹸に使えるかなということばかり考えてしまったり。今年は農家さんから譲り受けた規格外のきゅうりを使って作ったりもしました。
それと、手作り石鹸の一番の楽しみは肌質に合わせてオイルのカスタマイズが出来るところですね。使う人の事を考えて、例えば自分の家族はどんな肌質なのか、どんなものを入れてあげようか、誰かのことを思ってレシピを考えて作る時間が、本当に楽しいです」


――おすすめの使い方、楽しみ方を教えてください。
「ぜひ香りに癒されてほしいです。朝の洗顔や、夜のお風呂の時にふっと香りに癒されて、生活にゆとりを感じてもらえたら良いな。商品ごとにアロマの香りを変えているので、そこも楽しんで選んでいただきたいですね。我が家では、頭も身体もすべてこの石鹸だけで洗っています。お風呂場に石鹸だけ置いていればいいという生活が心地よいですよ。
そういえば、わたしがアロマの勉強をしていた頃、日本にアロマを広めたのは無印良品だと学びました。ディフューザーというものを世の中に広めて、生活に取り入れやすくしてくれたのだと。手作り石鹸やアロマも、雑貨としてではなく、当たり前に生活の一部になっていけばいいなと思っています」

誰かのことを思って活動したり、ワークショップで誰かを思う生徒さんを見る事が楽しいとお話ししてくださったゆくりね様。石鹸も、そんな思いがいっぱいに詰まっているような気がします。
手作り石鹸の販売という一つの入り口が、様々な出口へ繋がっていることを感じました。

私も、取材の前月から石鹸を使い始めて、毎日朝晩の洗顔に使っています。良い香りでほっと癒され、敏感なわたしのお肌にも合ったようです。次はワークショップで沢山作ろうと意気込んでいます。

熱田区にあるゆくりね様々のアトリエでは、手作り石鹸のワークショップのほかに、アロマレッスンやアロマトリートメントのサロンも開催されています。
みなさんも是非、まずは買ってみて、そして石鹸を自分で作るくらしを始めてみてはいかがですか?
※今月のマルシェはゆくりね様の出店ございません。
 

HP:https://yukurine.net/
instagram: https://instagram.com/yukurine/


さて、今回で興正寺マルシェの出店者様をご紹介するおたよりは最終回となります。
取材にご協力くださった出店者の皆さま、楽しみに読んでくださった皆さま、ありがとうございました。

これから少しずつ寒くなりますが、四季どの季節も自然の美しい興正寺に、ぜひ毎月21日はマルシェへお出かけくださいませ。


無印良品 イオン八事
 

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