イデー東京 [イデーのみ]

【IDÉE TOKYO】高山夏希 個展 “black view”

top

イベント・地域情報/イベント

2022/06/03

【Natsuki Takayama Exhibition“black view”】
会期 2022年6月24日(金)~7月25日(月)
作家在廊日 6月26日(日)、7月18日(月・祝)
6月26日(日)21時15分よりインスタライブを配信いたします。 高山夏希さんにご出演いただき、会場の様子をお届けいたします。@ideetokyo をフォローの上、ぜひご視聴ください。

IDÉE TOKYOに併設するIDÉE GALLERYでは、気鋭のアーティスト高山夏希の個展「black view」を開催します。注射器から絞り出された絵具が織りなす絡まり合った色や立体的なテクスチャで表現された作品は、見る者の心情により、いくつもの表情を見せてくれます。目には見えない、だけど確かにそこに宿る生命の気配や時間の存在を体感ください。

 
IMG_6233.JPG


 
IMG_6238_0.JPG


-
幼い頃から”黒”という色に憧れていた。
小学生の頃にみた夢、任務に失敗すると世界が黒と白だけになってしまうという妙ちきで可笑しな夢が今も忘れられない。目が覚めると、玄関の靴や衣服、夜の暗闇の中の家中が黒に染まっていて、現実になったようで怖かった。しかしやがて、自分の身体が成長していくにつれて、私は黒い服ばかり身に纏うようになった。

黒は気配である。色という認識より先立って記憶が回想する。夜空、井戸の底、そして闇。その中で光を見てこそ、瞳孔は拡張される。夜の海が黒いことで、波に反射する月模様が生まれる。

展覧会場のIDÉE TOKYOのテーマカラーのひとつである黒。そうした環境の中で“黒”を見つめ直し、結晶化させた作品群を展示する。
-高山夏希

<略歴>
2016  東京造形大学大学院 造形研究科 美術専攻領域 修了
2022  東京造形大学大学院 美術学科 絵画専攻 非常勤講師
  
<Solo Exhibitions>
2019  『water mirror intersect』(haku kyoto /京都)
2019  『Mnēmosynē』(Brooks Brothers 青山店/東京)
2018  『Tangled Colors』(西武渋谷店/東京)全館アートプロジェクト ウィンドウディスプレイ監修 VIVENNE TAM コラボ
2017  『RIPPLE』(SLOW HOUSE 天王洲/東京)
2016  IDEE Life in Art『space time continuum』(IDEE 六本木ミッドタウン店/東京)
2016  高山夏希展 『絡まり合う距離まで』 藤井匡キュレーション(sagio /東京)
2016  Cosmetic Kosmos(KOKI ARTS /東京)
2014  AS ONE(H.P FRANCE WINDOW GALLERY 新丸ビル/東京)
  
<Group Exhibitions>
2021  『房総里山芸術祭 ICHIHARA×ART×MIX+「conjunction- 名詞から接続詞へ -」』(千葉県市原市/千葉)
2021  『偶然の地層の上で』(howra 浅井裕介 + 高山夏希)(EUKARYOTE /東京)
2021  『HUMANYTY』(Rikka /東京)
2021  『六甲アート・ミーツ』( パルナソスの池 )(パルナソスの休憩古屋/兵庫)
2020  『VOCA 展 2020 現代美術の展望 – 新しい平面の作家たち – 』(上野の森美術館/東京)
2019  『群馬青年ビエンナーレ 2019』(群馬県立近代美術館/群馬)
   
<Award>
2016  アートアワードトーキョー丸の内 2016 後藤繁雄賞
2014  アートアワードトーキョー丸の内 2014 アッシュ・ペー・フランス賞




<お店への行き方>
○場所
東京都千代田区丸の内1-9-1
JR東日本東京駅改札内
グランスタ東京 B1F スクエアゼロエリア 48番

①丸の内地下中央口から
改札入場後、銀の鈴待ち合わせ場所方面に直進。左手のはせがわ酒店を越えたら左折して直進。ピエール・エルメ隣。

②グランスタ地下北口から
八重洲・丸の内連結通路途中のグランスタ地下北口から入場し直進。右手のガトーフェスタ・ハラダをこえて左手。
マップ1080_0.jpg