こんにちは、BOOKS1号です。
今週、読んでおすすめする本は『空の辞典』です。
雲や雨、風などの四季や天候によって空はさまざまな表情を見せます。美しい写真とともに「空にまつわる言葉」が紹介されています。
『空の辞典』
出版社: 雷鳥社 著:小河 俊哉
夕方になるとベランダで空を見上げるのが、祖父の習慣でした。
「なんで空見てんの?」と、聞いたことがあります。「明日の天気どうかなぁって見てんねん。雨降るから明日は傘いるで」。
気象予報士さながら、よく当たりました。
祖父は農家をしていた時期もあり、日々の空や風、湿度、動物や虫の動き、家の柱がきしむ音などから天気の変化が分かったようです。
言い伝えやことわざのように、観天望気は自然のつながりを大切にした先人の知恵がつまっていますよね。
空をのんびり見上げてみませんか?
のんきな空が広がっているかもしれませんよ。日常の時間の速度を少し緩やかにしてくれ、穏やかな気持ちにしてくれそうな「この本」。みなさんの見た空の名前を探してみてくださいね。
「私とこの本」で紹介の本は、今日のずっといい言葉の黒板の下にあります。
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