みんなみの里

沖浩志さん

【地域とつながるプログラム】日本の里山を守るために、地域の活力を高める活動を|合同会社アルコ:沖浩志さん

イベント・地域情報/イベント

2020/12/02

獣害対策と地域おこしの結びつきに着目し、里山再生の観点から獣害対策を進める、合同会社アルコ及び館山市地域おこし協力隊、沖浩志さん。過去にローカルニッポンの記事でもご紹介させていただきました。
今回、獣害対策をジビエを通して分かりやすく伝え、より多くの人々に関心を持っていただきたい、という思いを胸に、元鋸南町地域おこし協力隊の伊藤さんとともに、オンライン講座を含めた解体体験を行います。
 
体験に込めた想いとともに、沖さんと伊藤さんにお話を伺いました。
 
里山風景
 
伊藤さん:
「東京でサラリーマンをしていた時から他地域で狩猟はしており、その延長と、『田舎暮らしがしたい』という想いとで3年前から地域おこし協力隊(2020年10月で終了)で鋸南町に来ました。
田舎の獣害被害については知ってはいたつもりですが、来てみると、思った以上に状況が悪かったですね。林業はすでに衰退し、山は荒れている。そこに獣が住み着き、農作物の被害を招いていました。」
 
鋸南町風景
 
伊藤さんが地域おこし協力隊として活動していた地域は、千葉県安房郡鋸南町。水仙の日本3大群生地として有名な地域です。ところが、そんな水仙にも思わぬ被害が出始めたのです。
 
「水仙には毒があり、動物には食べられないものだったんですが、ある日突然、被害を受けるようになったんです。環境の変化で、動物にも耐性がついたのかもしれないですね。」
 
シカ
 
獣害被害を食い止めること、それは地域おこしと密接に関わっている、と沖さんは語ります。
 
沖さん:
「人の暮らす場所と山の自然との境目に里山があります。里山は昔から、薪や山菜の採取場として活用されてきました。適度に人が介入し管理することで、その豊かな自然・生態系があるのです。そもそもの地域の活力が弱まっているから、里山は人の手が行き届かず、隣接する山は荒れ、獣害被害へと結びついている。このまま高齢化が進むと、あと10年ぐらいで里山は成り立たなくなるのでは、と危惧しています。そうなる前に、地域の方々が動ける今から、里山の再生活動が継続できる体制づくりをしていこう、と、やれることから活動を進めています。」
 
沖さん
 
今回の解体体験も、その活動の一環として、里山の暮らしに興味をもつきっかけとなることを期待しています。
 
「狩猟はひとつのツールであり、興味を持ってもらえるなら、もちろん林業でも農業でも良いです。今回の体験をきっかけに、そこから始まる広がりにも継続的に関心をもっていただけたら、と思います。」
 
ぼたん鍋
 
「まずは『興味を持ってもらう・知ってもらう』ことが大事」、と繰り返しおっしゃられていたお二人。
身近になりつつあるジビエを通し、現役の狩猟者さんや、実際に里山暮らしをされるお二人との対話を楽しみながら、里山再生への理解も深まる今回のプログラム。
詳細は下記にてご確認のうえ、皆様のご参加をお待ちしております。


プログラム名:「ジビエ入門~解体体験~」
開催日:2021年1月23日(土)17:30~ (オンラインツールzoomにて事前説明会)
        2021年1月24日 (日) 12:30~
開催場所:横根地区コミュニティーセンター
集合場所:横根地区コミュニティーセンター(千葉県安房郡鋸南町横根540-1)
持ち物/服装:汚れても良い靴、汚れても良い服(長袖長ズボン推奨)、軍手、タオル、雨具、飲み物、筆記用具
定員:10名(最少催行人員2名)
主催:合同会社アルコ (担当:沖)
■タイムスケジュール
〇2021年1月23日(土)※zoomを使用。リンクは参加者へ直接ご連絡いたします。
17:30 オンライン講座(被害対策と狩猟、罠の種類と説明、肉の加熱について)
18:30 終了
〇2021年1月24日(日)
12:30 現地集合&受付
13:00 解体体験開始
16:00 ジビエ料理(ぼたん鍋)実食
17:00 解散
※ぼたん鍋に使用するイノシシ肉は、県内の処理施設から購入したものを使用します。
※当日の状況によって流れが変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
<ご予約・詳細はこちらから>
予約締切日:2021年1月20日(水)23:59
※参加できない場合には、申込時のメールに記載された方法でキャンセルを行ってください。
※キャンセル期限は開催日3日前の23:59です。それ以降のキャンセルにつきましては、参加料は返金いたしかねます。
 

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