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【みんなみの里】ヨーロッパ退屈日記

 【みんなみの里】日本初本格エッセイとは | MUJI BOOKS「里山良本」

MUJI BOOKS

2020/08/28

 伊丹十三さんが1960年代に俳優として欧州に滞在したときのエッセイ集です。日本で初めて登場した本格エッセイとの説明やタイトル、表紙のおもしろさ、マガジンハウス的センス、そして「2018年新潮文庫100冊」に入っていたことに惹かれ、今回チョイスしてみました。 

 読んでみると粋で文化への畏敬を感じるのにどこか倦怠感をまとっているような文体です。ヨーロッパかぶれではなく、あくまでもホンモノ志向。この時代のお洒落は正統派でブレがなく素敵だなと思いました。
 
【みんなみの里】ヨーロッパ退屈日記

 伊丹さんはいろいろな「こだわり」をお持ちの時代の一歩先行く感性豊かな紳士だったんでしょうね。言語に装いに食に映画に車にと守備範囲が広く、多方面でセンスを光らせています。20代ですでに自分の美学を持っていて、大江健三郎氏とも親交を交わすとにかく洒落た教養人という印象です。

 毒あり、怒りあり、そして古風な一面を持つインテリでもあり、時代の最先端を颯爽と歩く男でもある。独特の文体と独自の論理を淡々と語る向こう側に伊丹さん本人のリアルな姿が見えるような気がしました。

 著書名:ヨーロッパ退屈日記 
 著者 : 伊丹十三
 出版社 : 新潮社

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