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廃棄されていたりんごの木を活用したものづくり

諸国良品

2015/01/30

全国の約50%のりんご生産量を占める、青森県。なかでも弘前市は日本一の生産量を誇ります。そんなりんごを生み出すりんごの木は毎年様々な理由で役目を終え、薪とされる他は処分されてきました。木村木品製作所では、大量に切られた木を「何かに使えないか?」と仕事の閑散期を利用して、りんごの木のプロダクトを開発。りんごの実を食べるだけでなく、木の根から枝まで残らず大事な地域資源として活用したいと活動しています。

弘前市では明治時代にりんごの栽培が始まり、今や日本のりんごの約1/4近くを生産する、日本一のりんご生産地です。毎年秋になると赤い実が市内の至るところで輝きます。

りんごの木は高さが低く曲がりくねっているため、建材として利用することが難しく、幹にこぶも多いため加工するのも簡単ではない木材として知られています。

農園から集めたりんごの木は3~4年かけて自然乾燥させますが、使える木材は5割がやっと。それでも木村木品製作所では、「りんごを育ててくれた木を最後まで大切にしたい」という想いで活用しています。

選りすぐられた木材は、一つひとつ職人の手によって丁寧に削り出されながら姿を変えていきます。人を優しい気持ちにさせてくれる木のぬくもりに職人の心の暖かさも加わっています。

落ち着いた木目、趣きのある木目、味のある木目。木は同じ木材からでも、一つとして同じ姿を見せません。ご縁のあった個性豊かな木目をぜひ可愛がってあげてください。

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生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 有限会社木村木品製作所

    生産者名 有限会社木村木品製作所 詳細

    4代続く木工屋の一族。現代表の木村崇之さんの曽祖父が建具の技術を利用した、青森ヒバ製のりんご栽培用のはしごを開発。それ以来りんごの恩恵を受けてきました。加工に至るまで非常に手間がかかるりんごの木ですが、それでも自分たちで農園から収穫し製材・乾燥まで行っています。「おいしいりんごを育てるだけじゃなく、りんごを育ててくれた木も最後まで大切にしたい」という想いでものづくりをしています。

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