温暖な南房総の里山で採れた天然はちみつ

キービジュアル画像:温暖な南房総の里山で採れた天然はちみつ

諸国良品

2016/04/15

南房総鴨川は、千葉県最高峰の愛宕山を頂点として丘陵の連なる里山地域。温暖なため、東北の養蜂家が蜂を越冬させる地としても知られています。この鴨川にて、こだわりの養蜂業を営むのが「蜂人舎」桑原周之さん。ミツバチの健康を第一とした栄養たっぷりの天然はちみつをご紹介します。

一つの群れに女王蜂と数万の働き蜂、数百のオス蜂が同居するミツバチの社会では、病気が発生すると全体に蔓延してしまうことから、通常養蜂には病気を予防するために抗生物質が利用されています。

桑原さんが抗生物質を使用せずにはちみつを採蜜できるようになったのは、自然のサイクルの中でミツバチにストレスを与えずに育てているから。蜂人舎のモットーは「ミツバチが元気にのんびり過ごす環境作り」です。

多くのはちみつを採蜜するためには、花の咲く地域へ次々とハチ箱を移動する方法が一般的ですが、桑原さんは年中同じ場所にハチ箱を設置して、ミツバチのバイオリズムに合わせて採蜜します。

こうしたケアによって、通常の養蜂に比べ労力がかり、全体的な採蜜量は減りますが、ミツバチの病気を予防できることがわかりました。ミツバチが健康であれば、病気に対する抵抗力も高まるのです。

また、はちみつを結晶しにくくするために花粉を取り除く方法、加熱する方法がありますが、蜂人舎のはちみつは、貴重な栄養素が失われないよう加工することなく、巣から採蜜したはちみつをそのまま瓶詰めしています。

はちみつは、ビタミンB2、B6、C、酵素やアミノ酸、ポリフェノールなど美容と健康に効能のある成分が多く含まれた天然のサプリメント。ミツバチの健康と純粋さにこだわった蜂人舎のはちみつをお試しください。

生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 蜂人舎 桑原周之さん

    生産者名 蜂人舎 桑原周之さん 詳細

    桑原周之さんは、元は東京でパソコンのアプリケーションを開発するシステム関係の仕事に従事していました。父の病死をきっかけとして、食べ物への関心を高めた桑原さんは、安心安全な食べ物作りを求めて2001年に鴨川市へ移住。鴨川で前職をしながら、食べ物の生産者としての道を模索していたある日、1匹のミツバチが花にとまっている姿を見て、養蜂をしようとおもいつきました。2005年に蜂人舎を設立して、養蜂家の道を歩み始め、オーガニック養蜂の研究を進めています。