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牡鹿半島ならではの天然素材を使った、手仕事プロジェクト

諸国良品

2016/03/11

三陸海岸の最南端に位置する、石巻市・牡鹿半島(おしかはんとう)は、石巻湾に面し、昔からカキの養殖業が盛んです。しかし、震災の影響で漁はストップ。そんな折、漁を支えてきた働き者のお母さんたちに、少しでも仕事を創出したいという想いから立ち上がったのが、牡鹿ならではの未利用資源を用いたものづくり「OCICAプロジェクト」です。

牡鹿半島は、リアス式海岸に囲まれた半島全域が山地で、その名の通り、鹿が多く生息しています。牡の鹿にだけ生える角は、1年に1回生え変わるもの。そして、鹿の角は昔から水難・海難のお守りだったといいます。

そんな鹿の角と、漁網の補修糸を使って生まれたアクセサリーは、ドリームキャッチャーに見立て、良い夢を運んでくれるよう、復興への祈りが込められています。作業は分業制ではなく全て個人のお母さんによって担当され、売上の一部が作り手の収益となります。できるだけシンプルな工程になっており、幅広い年齢層の作り手に配慮されています。

そして、「OCICAプロジェクト」の第2弾として登場したのが、地元の鹿革を使ったペンケース。国内ではほぼ流通することのない野生の鹿革を、地元の猟師さんと連携して活用し、牡鹿半島にある福祉作業所で障がいを持たれた方々の仕事として作られています。

このように「OCICAプロジェクト」は、地元の未利用資源を活用することで、新しい仕事を生み出しています。アクセサリーもペンケースも天然素材を使った一点モノ。鹿の角や革の自然な風合いをお楽しみください。

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生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 一般社団法人つむぎや

    生産者名 一般社団法人つむぎや 詳細

    東日本大震災後に、石巻市牡鹿半島のお母さんたちに各々の役割としての仕事をつくり、住民同士のコミュニティづくりを創出したいという想いから「OCICAプロジェクト」をスタートしました。デザインは、社会的意義を踏まえたデザイン活動を行うデザイン事務所「NOSIGNER」が担当。現地コーディネーターの斉藤里菜さんは、「復興のためのモノづくりではなく、市場で受け入れられるものづくりが大切」と話します。

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