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農薬ゼロを目指して、ゆっくりと健やかに育った優しいイチゴ

諸国良品

2017/01/13

「赤い・丸い・大きい・うまい」の頭文字を合わせて名付けられた「あまおう」は、2005年に福岡県で生まれたイチゴ。「甘いイチゴの王様になれるように」との願いも込められていますが、虫にも病気にも弱いイチゴは農薬に頼らずに育てるのが特に難しいとされている作物です。そんななか、東京からUターンで久留米市で新規就農した山下ご夫妻が営む「やました農園」では、苗の栽培から収穫まで一貫して農薬を使わずに、イチゴ自体の免疫力を重視して人にも虫にも優しいイチゴを育てています。

東京でサラリーマンだった山下学さんがある日突然農家になろうと決めたのは、2004年のこと。大学時代の友人が会社を辞めて就農したのがキッカケだったそう。その後、阿蘇で2年間の農業研修を経て、久留米市でイチゴ農園を始めました。

初めは農薬を使用した慣行農法でしたが、ハウス内で農薬を使用していたところ、自身の体にも影響が出てきたといいます。「そもそも農薬って何だろう?って調べ始めたら色々なことが分かってショックでした」と当時を振り返る真奈美さん。

「もともと色々研究しながら栽培するのが性に合っている」と話す学さんですが、それでも栽培期間の長いイチゴを農薬を一切使わずに育てるのは至難の技でした。福岡県では化学合成農薬63回散布、減農薬でも31回の散布が認められているなか、やました農園では苗から一貫して化学農薬を使用せずに栽培しています。

しかし今シーズンは猛暑の影響などで苗が不足し、自家栽培以外の苗も植えています。やました農園で育てた苗は化学農薬不使用、その他の苗は9月にハウスに植えてから化学農薬不使用となります。また有機肥料に加えて化学肥料の助けも借りて栽培しています。

「まだまだ未熟で課題が山積みですが、化学農薬を使わずに元気なイチゴを育てて、それが当たり前になるよう試行錯誤を続けています」そう話す、山下ご夫妻。「健やかに育った本当に元気なイチゴでみんなが笑顔に」という2人の夢は今も挑戦中です。

今回お届けするやました農園の冷凍イチゴは「いちごスムージー」として食べても絶品です。冷凍イチゴ100g、牛乳1/2カップ、砂糖大さじ1をミキサーにかけるか、ビニール袋に入れて手でもみもみすれば出来上がり。砂糖をハチミツに、牛乳を豆乳やヨーグルトにかえてもおいしくお召し上がりいただけます!

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生産者紹介

  • 供給者画像:生産者名 やました農園

    生産者名 やました農園 詳細

    2006年に新規就農したイチゴ農家。無農薬を目指して日々奮闘中です。今年度からはあまおうの他、紅ほっぺやおいCベリーなど数種類のイチゴを栽培。それぞれに個性的な味や食感を楽しんでもらいたいといいます。やました農園ではワークショップや食に関するお話会など消費者との交流の場も設けています。