チバベジ -野菜がつくる未来のカタチ-

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諸国良品

2020/10/09

「もったいない」から始まった“チバベジ”。災害が起こるごとに大量の規格外野菜が生まれ、販売したくても流通できず、それらは捨てられてしまいます。フードロスの観点から、そんな野菜の買取り販売するという取り組みの為に立ち上げたそうです。、2019年の台風で台風でハウスが崩壊するなど甚大な被害を受けた千葉県を起点とし、農家を地域で支える仕組みつくりが全国に広がることを願いスタートしました。
 

2019年の度重なる台風で吹き飛んだハウス、更なる大水で水没した畑やハウスもたくさんありました。チバベジさんでは、多大なる損害のあった農家さんの力に少しでもチカラになれればと活動を開始し始め、

救い出した野菜を鳥海さん経営のゲストハウス“おもてなしラボ”にて販売したり、ハウスの片付けのボランティア募集などを通じて、消費者が生産者さんを助けることが出来る仕組みを関わるメンバーと考えたのだそう。

 

これまでの活動を通じて私たち消費者の意識が農地のフードロスや農業課題を生んでしまっていることに気がついたり、また気候変動により野菜が今まで通りに出来ない現状にあることを実感されているそう。

そのようなことから今は私たちが支援する「援農」ではなく生産者との縁を紡ぎともに持続可能な農業を育む「縁農」を通じ、畑から生まれてきた見た目が多様なありのままのやさいを流通・消費させる活動に至っています。

 

「規格外の野菜は廃棄なんて、もったいないよ。ちょっと形が悪いだけで味は同じく美味しいよ!」と鳥海さん。また諸国良品で出品するやさいは農薬や化学肥料を使わない地球環境にやさしい方法で栽培されているそう。

そのとおりだと思いました。「人と社会、地球環境、地域のことを考慮して考えられたもの」を購入・消費することをエシカル消費と言うそうです。まさに今、見直さなければいけないところだと思います。

生産者紹介

  • 一般社団法人 野菜がつくる未来のカタチ

    一般社団法人 野菜がつくる未来のカタチ/鳥海孝範・安藤共人 詳細

    鳥海 孝範:千葉県佐倉市在住。広告代理業を営みつつ、2012年より佐倉市新町でゲストハウス・コミュニティスペース「おもてなしラボ」を運営。2019年の台風被害時に「もったいない!」という気持ちからチバベジの活動をスタートする。
    縁農やさいのお届けとオンライン料理教室がセットになったパックの取り組みもございます。
    チバベジHP https://chibavege.or.jp