ティロブ　オーバルバスケット　小

蔓を割いて使うことで本体を軽くやわらかくしました。また、蔓の突き出しも出にくくしました。 ※果物や野菜など直接口に入れるような食品はバスケット本体に直接触れないように袋に入れたり布を当てて収納してください。 ※日光や雨の当たらない場所でご使用ください。 ※濡れた状態で放置すると本体や収納物のカビの発生、劣化に繋がります。使用後は乾いた布で水気を拭き取ってください。 【ティロブについて】 ティロブとは、フィリピンのルソン島北部、ビコル地方にある南カマリネス州のジャングルに自生しているシダ科の蔓性植物です。 成長が早く、2m 程度の高さに茂る低木のような性質をしています。他の木々に巻き付いて生育する性質があり、最大で7m 程度の高さにまで成長することがあります。 蔓の中心部分を割って開き、平らにした状態で、バスケットやトレイなどの編み物の材料として利用されてきました。 丈夫な繊維を持つため、編み込んだ製品は頑丈で長持ちするという特徴があります。 またティロブは古くから薬用植物としても重宝されてきました。葉から抽出した液体を熱さましなどに利用したり、葉を煎じて抗真菌作用のある湿布薬とするなど、民間療法の一部として活用されてきた歴史があります。 ひとつずつ手編みで丁寧に編み上げ、工場で検品・仕上げ・梱包を行い出荷されています。