MUJI meets IDÉE

生活のベースをつくる無印良品と暮らしに彩りを与えるイデー。
MUJI meets IDÉE は、このふたつが考える「心地よい暮らし」を提案する企画です。

Rétrospective de Serge Mouille

【特集】セルジュ・ムーユのランプ

MUJI meets IDÉEでは、イデーが大切に作り続けているセルジュ・ムーユのランプを紹介します。自然の造形というモチーフ、素材との対話、そして工芸技術によって生み出されたランプは独特の美しいフォルムを有しています。
その造形的な美しさに惹かれたイデーは1980年代、生前の彼のアトリエを訪ね、また彼をIDÉEに招いて作品群を再生することを実現しました。今日でもモダンな香りを全く失っていないその美しいランプの数々をぜひご覧ください。

セルジュ・ムーユのある風景

デザインバリエーション

最初のデザインはLAMPADAIRE 3 LUMIERES(ランパデール トワ ルミエーレ)。1952年、ジャック・アドネの勧めで「Compagnie des arts francais」のために作られたものです。見る者を威嚇し、ともすれば不安な気持ちにさせるトカゲの頭のようなリフレクター。しかし外へと開かれた3本のアームは、空間を大らかに抱きしめるようです。分岐する3本のアームとリフレクターをそれぞれ回転させて角度を調整できるため、天井に向けて部屋全体を照らす機能と、下に向けて直接テーブルや手元を照らす機能を同時に果たすことが出来ます。さまざまなかたちに変幻しながら、しなやかにバランスを保つ。その不思議な安定感も魅力です。その他のバリエーションの魅力もこちらでご紹介しています。

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