つくりたいのは、
永く使える商品と循環のしくみ。

良品計画の法人向け空間商材としてこだわりたいのは、永く使える商品と、資源が循環するしくみをつくること。再生可能な素材で商品をつくり、少しでも永く使ってもらうことが、資源を無駄に使わず、使う人にとっても経済的な選択になると考えています。やがて役目を終えた商品もゴミにすることなく、資源としてリユースしたり、リサイクルしたり。そんなあたりまえな循環を、私たちと一緒につくっていきませんか?

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私たちのものづくり8つの手法

無印良品が誕生した1980年から変わらない「生活の基本となる本当に必要なものを、本当に必要なかたちでつくる」という、ものづくりの基本理念。良品計画の法人向け空間商材でもこの基本を大切にしながら、永く使えて、資源が循環するものづくりに向けた8 つの考え方を掲げています。

見た目だけで判断しない

見た目だけで判断しないものづくりは、生産現場の負担をおさえ、無駄な廃棄を減らすことにつながります。一見すると不細工な素材でも、それらの使いみちを見つけ、余すことなく使い切る。この意識こそ循環の第一歩だと、私たちは考えます。

再資源化にこだわる

あらゆる資源には限りがある。扱う素材をなるべくゴミにしない。これらを前提にして、再生素材はもちろん、紙・木・鉄といった再資源化できる素材を積極的に使うことで、環境に配慮したものづくりを実現します。

地域資源を使う

地元の山に生えている木や、その土地にある素材や技法など、地域に根づく資源を使うことで、その土地ならではの空間をつくります。さらに永く使い続けていただくことで、土地や場所への愛着を育むことに貢献します。

あるものを活用する

すでに優れたものがあるなら、それらを探して見つけ出す。修理して使えるのなら、新しくはつくらない。あるものを活かすという意識を持つことで、余計な生産エネルギーを消費しない、社会にやさしい空間づくりを目指します。

簡素を追求する

簡素を追求することで、素材本来の美しさを表現できるほか、材料を減らすことや製造工程の見直しにもつながります。生産エネルギーをおさえ、なおかつ素材の持ち味を引き出す。そんなものづくりを、私たちは考えていきます。

丈夫につくる

丈夫につくると長持ちする。素材によっては、経年変化を楽しむこともできる。使わなくなった商品はリユースして循環させることもできる。丈夫につくることは、資源を大切にしたものづくりに直結すると、私たちは考えます。

規格を活かす

古いものと新しいものを組み合わせても、使いやすくて美しい。そんな空間になるように、尺・寸・A4といった古くから親しまれている規格をはじめ、無印良品の商品サイズなど、世の中にある様々な規格を活かしたものづくりをしています。

分解できるようにする

配送、組み立て、メンテナンス、部品交換、分別、リサイクルなど、様々な観点で商品を見たとき、分解できることはとても大切です。配送負荷をおさえ、修理・交換に対応し、素材を循環させながら、持続可能なものづくりを目指します。