I様邸|個人宅改修

- 時期
- 2021年5月
- エリア
- 東京都江東区
- カテゴリー
- 個人住宅リフォーム
- 業務範囲
- 内装デザイン、家具什器納品、DIYイベント
- #中古物件購入
- #間取り変更
- #フルリフォーム
- #オリジナル建材
- #DIY

「自分たちの好みに合わせた家づくりをしたい」
東京都江東区の住宅街に建つマンション。その一角にI様ご家族の住まいがあります。
無印良品東京有明店で部分リフォームサービスが開始されて直後、約2か月の打合せ、その後約3か月工事期間を経て、4月末に完成しました。
暮らし始めて1年半が経った状態でご自宅にお伺いしました。
もともと物件購入を考えたのは、二人目のお子様が生まれて1年ほど経ち、家が手狭に感じ始めたことがきっかけでした。
ご姉妹やご友人がお住まいをリノベしていたこともあり、とにかく「自分たちの理想とする住まいにリフォームして住む」という前提で中古物件探しから始めました。
よくある〇LDKのような住まいで、寝室ごとに細かく収納がついているような形があまり好きではなかった。そこに納めたいものがすべて納まるかというところと、収納はまとめて置きたいという思いがありました。
物件を決めるまでの期間は半年くらいで、周りの友人などと比べても早かったと思います。と話されるお二人。
I様は、まずは不動産購入からリフォームまで1社で完結できるリノベーション会社さんに行きました。

無印良品のリフォームとの出会い
無印良品東京有明にご来店いただいたのは、そんな「リノベーション会社とのやりとりで少し煮詰まっていたころでした」と話すお二人。
当時、東京有明店は関東最大級という事でメディアでも大々的に取り上げられており、家やリフォームリノベーションの展示があるという情報を得たのがきっかけでした。
「ショールーム展示を見に行った瞬間、「あ、私たちがやりたいのはこういうことだよね」と思いました」とお二人。
キッチンの優先順位が高く、別のキッチンメーカーで検討も進めており「それまでに見た中では一番だったが、そこまではそのキッチンを気に入っていなかった」と奥様。
同社のキッチンでは食器棚とセットにしないと空間のコーディネートがしづらいと感じていて、無印良品の白いキッチンを見た際に、ノイズのないデザインを見て「これだ」と思っていただきました。

打合せの進め方、無印良品のリフォームの決め手は
「無印良品のリフォームの決め手は、我々がやりたいという要望をくみ取った上で、提案をしてれた点でした。まさにこういう担当者と会いたいと思っていました」とご主人様。
最初はキッチンだけの相談を進めていたが、間取りの話をしていく上で担当者から他の提案が出てくるように。
無印良品で全体のコーディネートを頼むとどんなことが出来るだろうと思い、追加で全体計画も依頼しました。
そして「プランが出てきた瞬間に「これだ」と思いました。最初に思っていた間取りとは少し違ったが、やりたいことが全部かなっていると感じた」と奥様。
「ほかの会社ではユニットバスの位置を動かしたり、水周りの移動をすることに対して、出来ません、と言うばかりでしたが無印良品は違いました。
なんども話し合いをし、新築時の図面や管理規約もきちんと確認の上で「こういった構造なので大丈夫です」という明確な説明がありました。実際に現場確認時にも、問題なく納まっていました」
自分好みに家づくりをしたい場合は、実際にやりたいことと、かなえてくれる担当者や会社とのマッチングは、非常に重要です。
「無印良品の「これでいい」という考え方も好きで、家もすごく作りこみすぎなくても良いと思ってました」と話すご主人様。


そして工事の開始と、塗装DIY体験
マンションでのリフォーム工事の場合は、ほとんどが管理組合に工事申請を提出します。期間は様々ですが、工事着工の2週間前~1か月前というケースが多いです。
解体工事は1週間程度で完了、からっぽになった状態で寸法や構造体などのチェックを行います。
現場では設計図書上の寸法と照らし合わせ、誤差がある場合は調整する場所をご提案します。この作業は「墨だし」といい、スラブに壁のラインを引くことで確認していきます。
その先工事は順調に進み、お子様と一緒にご家族みんなで壁をDIYしてみるというイベントも行いました。
無印良品ではお部屋の内装の一部をお客様の手で仕上げるDIYも提案しており、東京有明店ではDIYイベントも適時実施しています。
塗装工事の場合は、こういった形で作る過程を一緒に楽しみ、家づくりにみんなで参加することも大事にしています。

プランのポイント。完成してみて住み始めての感想。これからリフォーム検討の方へ
家づくりの中で一番叶えたかった点は、子供部屋の可変性をつくることでした。
壁を全くつくらず、家具の場所を変えながら可変するという方法もあります。
日本の家は狭いので、どう有効的に部屋を使えるかがカギになってきます。
「部屋を効率よく使えないと、我慢しながら住まないといけなくなってしまう。
我慢しながら住むという選択肢はなかったですね」とご主人様。
各部屋バラバラにクローゼットがあると、それぞれに洗濯物を持っていくことになるということから、今回はファミリークローゼットとして収納をまとめています。
分別することが好きなご夫婦ということもあり、無印良品の収納用品などを活用しながらうまく整理整頓されていました。
住んでからの感想としては「間取りは100点満点です。何も不満はないですね」とご夫婦が口を揃えておしゃっていました。
これからリフォームを検討する方へのアドバイスは、
「コンセントの位置や調光機能を住む前に決めるのことは難しいです。
実際に家具を配置しながら、こうしたら良かったなと思ってきた部分がありました。
入居前は、その家での暮らしがイメージ出来ておらず、図面だけでは判断しづらいです。ぜひ、じっくり考えてみてください」

物件購入とリフォームで合算した住宅ローンを組む
今回I様は住宅ローンを使い、リフォームの費用も合算して借りられました。
合算する場合は単体でリフォームローンを組むよりも金利を安く借りることが可能です。
物件契約に先立ち、リフォームの費用も併せて一旦総額を確定し、金融機関の審査を経る流れになります。
審査に通ると物件の契約に進みます。一旦審査を進めると、減額は問題ないのですが、基本的に増額は出来ません。
なので、打合せや現場解体後に変更(増額)の予測をして、多めに見積もりをしておくケースが通例です。
もし、超えてしまった場合の増額分は現金で納めるしかありません。
「最初に相談したリノベーション会社では見事に一回目の見積で、ローン審査時に設定した金額を200万超えて提示してきました」と話すご主人様。
ワンストップを謳う会社とはいえ、物件購入のサポートをする担当者と、リノベーションの担当者同士でうまく連携が取れていないというケースでした。
「今後物件購入からリフォームを考える方には、大事なことなので注意してほしい」と話す奥様。
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