SOMPOケア株式会社|ラヴィーレ光ヶ丘

- 時期
- 2018年10月
- エリア
- 東京都板橋区
- カテゴリー
- 福祉施設
- 業務範囲
- コンセプト企画、内装デザイン、造作家具設計、サイン計画、什器・家具納品
- #国産材活用
- #地域土着化
- #ワークショップ
- #DIY
- #整理収納



みんなでつくる理想の介護付きホーム
感じ良い介護付きホームを目指し、高齢な入居者の方のくらしと働くスタッフのつながりを考えるため、無印良品、IDÉE との共同プロジェクトを立ち上げました。
まずは入居者の方だけではなく、働くスタッフにとっても感じ良い介護付きホームを目指し、無印良品とIDÉEのスタッフだけではなくSOMPOケアで働く現場のスタッフも巻き込み、みんなでできることについて考えました。
介護付きホームの良いところと悪いところ、働く時の格好はどんなものが良いのか、自分たちの事務所環境についてどんな風に考えているのか、など。
お茶の間会議と称してお茶の飲み、お菓子を食べながらフランクな雰囲気の中、語り合うことで、自然に様々な意見が飛び交いました。
そこから見えてきたことは、「ケアは自分たちの手で、入居者の方と一緒に楽しめることがしたい」ということでした。
その為にも、事務作業を効率的に、誰でもわかる仕組みをつくっておきたい。
お茶の間会議でみつけた理想を目指し、みんなで新しい介護付きホームを作っていきました。



自分たちの働く場所を考える
一番のお悩みは収納する場所がなく困っているとのことで、まず整理収納にとりかかりました。
現場の方と一緒に収納庫にあるものを全て出し、いるものいらないものを分別し、物の整理を徹底的におこないました。整理収納を実施した人だけがわかるのではなく、誰でもわかる仕組みにすべく、透明の収納用品やしるしのつけ方にもこだわりました。
他にも壁の塗装を現場のスタッフとおこないました。スタッフのみならず、徐々に変わっていくホームを見ながら入居者の方にも興味を持っていただけたようです。
事務所の収納の木製天板にオイルを塗る作業もみんなでおこないました。
木の家具を置くことであたたみは感じられ、みんなでつくっていくことでより愛着がわき、家で過ごしているかのようなあたたかみのあるホームが出来上がっていきました。



入居者とスタッフがより過ごしやすくなる施設
ホームのコンセプトを損なわず、重厚感のある空間から開かれた場へと、いかに変えることが出来るかという事にこだわり、広々とした明るい空間に仕上げました。
エントランス横のカフェスペースは、事務所からの視認性を向上させるため、背の高い家具を撤去し、畳ベンチを設置し座りやすく、居心地の良い空間にしました。
入居者がよりスタッフに親しみをもってもらえるようにスタッフの笑顔の大きな紹介パネルを設置しています。
また各階のペイントを変更した事により、フロアを見分けやすくしました。



使いやすい事務所へ
見守りしやすく、また来訪者をより早く出迎えできるように、事務所には出入口を設置。動線を確保し、動きやすくなった事により、スタッフ同士のコミュニケーションも取りやすくなったとのご意見もいただきました。
大人数で申し送りをするとのことで、新しく立ちミーティングスペースを用意し、コミュニケーションを取りやすくしました。収納も兼ねることで無駄をなくすレイアウトとしました。
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