S様邸|個人宅改修
- 時期
- 2023年3月
- エリア
- 東京都品川区
- カテゴリー
- 個人住宅リフォーム
- 業務範囲
- 内装デザイン、家具什器納品
- ＃マンションリフォーム
- ＃フルリフォーム
- ＃間取り変更
- ＃オリジナル建材
- ＃壁面収納
リフォームをしようと思ったきっかけ
新築時よりお住まいになられている築22年のマンションにお住まいのご夫婦に、施工後半年ほど経ってインタビューをさせて頂きました。
「一番最初のきっかけはキッチンを変えたいという思いからでした。」と奥様。
食器洗浄機を導入したいが、L型のキッチンだったために形状的に難しいというところと、ガスコンロの故障などもあってリフォームを決意されました。
プラン上でも、壁を向いて調理する既存のキッチンを変えたいという思いをお持ちでした。
また、新築時に扉色の選択肢があまりなく、実は扉もあまりお気に入りではなかったそうです。
ここから「リフォーム」について考えられるようになり、お話が進む中で工事範囲が広がっていき、最終的には間取りも含めて変えるフルリフォームとなっていきました。
収納から住まいを考える、くらしの再編集。
「部屋の広さは十分にあったものの、和室や収納部分などを上手く使えておらず、その部分も変えたかった。」とご主人様。
特に収納についてはご夫婦ともにどうやって上手く収めていくかを悩まれていたようです。
モノが増えるたびに収納家具を買い足し、タンスや本棚など様々な大きさ・色のものが増えてしまっていましたが、それらを適切な場所に、適切な量で配置する為に、ゾーニングから見直し、しっかりと収納スペースを設えるということも今回のリフォームの大きなテーマでした。
物量についても、仮住まいへの移動時、仮住まいでの生活時、新居への戻り時に自然と荷物の整理を行い、自分たちのくらしに本当に必要なものを見直して頂きました。
今回は工事範囲が全室を対象とする工事になった為、工事期間中に仮住まいをして頂いております。
無印良品のリフォームに対するイメージ
リフォームをしようかなと思われてから、他社をそこまで検討せずに無印良品東京有明のモデルルームへお越しいただき、お打ち合わせが始まっていきました。
他社はWEＢで検索し事例集請求などはしたものの、色々なテイストが紹介されていてあまりピンとこなかったというご夫婦。
無印良品への相談に関しては、会社のイメージから、誠実な対応をしてくれるであろうというと感じていたそうです。
他社では、そもそもどんな会社かわからなかったり、マンションに投函されるチラシの〇〇％ＯＦＦという金額がそもそも妥当なのかよくわらないとも仰られていました。
無印良品の商品も元々よくご存じだった為、今回は無印良品の収納家具やボックスをうまく取り入れつつ、素材もサイズもフルオーダーで、住まいに合わせてぴったり作れる備え付けの造作家具を採用する方向でお話を進めていきました。
リフォームプラン、収納、インテリア、引越しまで。プロにワンストップで相談。
2022年5月に最初のご相談を頂いてから、工事の時期を年内に実施するか、年明け着工とするか検討しておりましたが、マンションの申請やご近隣の方への配慮を考えまして年明け着工と定めました。
お打合せ期間としては約半年。じっくり収納量やものの持ち方、全体のプランについて検討を重ねていきました。
無印良品ではリフォーム工事に合わせ、ワンストップで仮住まい相談・引越し・インテリアコーディネート・整理収納アドバイス・不用品引き取りなどがご相談可能です。
仮住まい探しも着工の2か月前より動き始め、決定をしたのが、工事着工の１か月前。着工に合わせて引越し業者さんの現地調査・見積も実施し、１月着工に合わせてお引越し。工事期間約３か月に合わせ、仮住まい生活がスタートしました。
くらしの「背景」としての住まい。
全体のプランについても、くらしをじっくりとヒアリングしながら、ご夫婦のくらしに合わせて検討していきました。
「間取りについて自分達では想像もつかなかったプランの提案があって良かった。」とご夫婦。
特に、キッチンと水回り動線の壁を抜いて行き来が出来るようにした回遊動線の創出など、ガラっと壁位置などを変更しなくても出来るアイデアにご賛同頂きました。
また、「造作の備え付け収納を設置してとても良かった。」と奥様。
収納の奥行ピッタリに壁を造作して合わせたりと、バラバラした寸法や見た目にならないようにしています。
引出のサイズについても、しまうものを細かくヒアリングしながら、必要な高さを確認し、打合せを重ねながら設計していきました。
毎日の生活で使われる様々な道具たちに、既成の家具や商品を使ってコストを抑え、造作収納も組み合わせながらきれいに整えられるバランスを重要視してプランニングしています。
元々都度収納家具を買い足していくことでの、寸法がピッタリ合わなかったり、色などが合わなかったりする点に限界を感じられていましたが、出来上がって収納内にビシっと納まった姿を見てとてもご満足頂いているようでした。
キッチンの収納なども、そのままでも使えますが、内部に無印良品の収納を組み合わせることで使い勝手よく工夫されながら使われいました。
また全体的にスッキリとした環境になるように、壁・天井の凹凸を極力なくすプランのご提案を行い、リビングのカーテンボックスも撤去し天井からのバーチカルブラインドにしました。
余白の先に見えてくる、自分たちらしいくらし。
「図面だけではなく実際に出来上がった部屋を見た瞬間、わー！すごいと思いました。とても明るくなり、希望だった床のタイルで印象もとても変わって本当に驚きました。」とご夫婦。
実際に完成時に検査でお立会いいただいたときに、とても喜んで頂いたことが印象に残っています。
内装は色や素材を絞り、空間のノイズになるものを出来る限り少なくしたことで、すっきりと整った空間が生まれました。
元々素敵なアートや本などを沢山お持ちで、インテリアにもひとつひとつこだわりをお持ちで大切にされていたご夫婦。
それらが美しく引き立つような「余白」を残しながら、気持ちの良い居場所ができるように、コーディネートさせて頂きました。
■無印良品のリフォーム
１部屋～家全体まで、マンション・戸建問わず暮らしに合わせたリフォームをご提案します。物件探から設計、インテリアコーディネートまで、住まいづくりをトータルでお手伝い致します。
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