「いつものもしも」防災ワークショップを開催しました
3月10日(土)・11日(日)の2日間、UR都市機構(以下、UR)が運営する町田山崎団地(東京都町田市)内の広場にて、今年で4回目となるURとの共同イベント「DANCHI Caravan」を開催しました。
無印良品はこの共同イベントで、身の回りにある生活用品をいざという時に防災用品として活用する術を学ぶ「いつものもしも」防災ワークショップと、緊急時等に屋外で過ごすことを想定し団地の広場でテントに宿泊していただく体験イベント「団地deキャンプ」を実施しました。
団地が持つ広大な屋外環境を活用し多世代の交流を深めておくことで、緊急時に助け合いのできる関係を築いておこうという思いと「いつものもしも」の考え方が、町田山崎団地でのイベントへ結びついた企画です。
「いつものもしも」防災ワークショップでは、事前予約制のワークショップと、当日気軽に参加できるフリーワークショップの2種類をご用意しました。事前予約制のワークショップでは、その場で実際にご飯を炊いてレトルトカレーを試食しながら、「もしものごはん」「もしものメモ」「もしものエチケット」といった災害発生時に生き延びるための心得を実践を通して学べるプログラムを実施。またフリーワークショップでは、防災にまつわるクイズや、ゴミ袋で作る防寒ポンチョ、ペットボトルと靴下で作る湯たんぽなど、簡単にできていざという時に役立つ防災の知識を学びました。
東日本大震災から7年。いつ「いざという時」が来るかもわからない中、無印良品は「ふだん使いできるモノをいざという時の防災用品」として役立てる提案をしています。備えは日常の中にあることが大切であり、それらを「使いこなせてこそ本当の防災力になる」と思うからです。今後も機会を見つけ、より多くの方に「いつものもしも」活用術を広めていきたいと考えています。