生かし継ぐ。衣服のリユース品 ReMUJI

服は布から。

無印良品では、お客さまに長年愛用していただいた服を回収し、リサイクルする取り組みを2010年からスタートしています。 その取り組みのなかで回収をした服を確認してみると、まだまだ着ることができる服があることに気づきました。 日本は古くから染め直したり、布を組み合わせたり、刺し子をして補強をしたりしながら最後まで布を大切に扱っていました。 私たちはその先人の知恵を生かし、服を日本で染め直し、新たに息吹を加え、服を大事に着るということを皆様とともに考えていきたいと思います。

無印良品のリユース・リサイクル

  • 1.店舗にお持ちください

    無印良品の衣料品全般
    (下着・靴下・靴・バッグは対象外)

  • 2.全国の無印良品でお預かりした
    状態を確認します

  • 手を加えることで
    着ることができる

    リユース

    商品をアップサイクルし、衣料品として再生します。
    一つひとつ違う表情が特長です。

    着ることができない

    リサイクル

    服など商品の原料として再生します。

MUJI passportをご提示いただくと、1日1回上限で1,000MUJIマイル付与します。

※2025年5月30日|金|~2025年6月30日|月|でReMUJI WEEK開催中
期間中は1日3,000MUJIマイル付与します。
ReMUJI WEEKの詳細はこちら

服が再生(リユース)されるまで。

予備洗いのイメージ

1.予備洗い

回収された衣料品から汚れを取り除き、染まりやすいようにあらかじめ洗いをかけます。

染料の調合のイメージ

2.染料の調合

仕上がりの色に応じて、ひと窯ごとに染料を微調整しながら調合します。

染めのイメージ

3.染め

ムラにならないよう、染料と助剤を何回かに分けて投入していきます。

乾燥のイメージ

4.乾燥

染めあがったものを色ごとに分けて乾燥機にかけます。

プレス・検査のイメージ

5.プレス・検査

素材の風合いを生かしてやさしくプレスして仕上げ、一つひとつ人の手で検査をして出荷されます。

無印良品は、お客さまに長年愛用していただいた服を回収し、藍色・黒などに染めなおすことで、新たな価値を持つ商品に再生させた『染めなおした服』の販売を、2015年より実施しています。 また、今まで仕分け段階で染めに回すことができなかった素材の服を、洗いなおし、古着として再販売する『洗いなおした服』や、服と服をつなぎ合わせて、リメイクし、次の人につなげていく『つながる服』などの販売も行っております。

藍色

日本には古く江戸時代から「紺屋(こうや)」と呼ばれる藍染専門の染物屋がありました。
藍色の衣類は大名から庶民まで広く親しまれていた色です。
「藍色」は染めの回数や甕の調子、気候によって変化するため、紺屋に注文するのに間違わないようにさまざまな色の名前がつけられました。
当時日本にきた世界の人々は藍色の世界に驚き「ジャパンブルー」と名づけたといわれています。
今回はその藍色のさまざまな色の表現のなかで、「縹(はなだ)」「藍(あい)」「留紺(とめこん)」という3色を選びました。
縹色は明るい薄い青色、藍色は本来の藍の色に少し黄を混ぜた緑味のある青色、留紺は、これ以上染まりようもない濃紺色です。
染色については、色落ちを防ぐ意味で現代の染めの技術を生かした染色方法を用いています。本来の植物による藍染めとは異なりますが再生された服でさまざまな「藍色」との出逢いを楽しんでください。

藍色に染められた服のイメージ
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