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めぐるものがたり
古くなった愛用品を回収し、新しい価値を与えて、新しい姿に変えて、もういちど誰かの日常へ。あますことも欠けることもなく暮らしが満たされるちょうどいい循環を。そんな「ReMUJI」の取り組みをめぐるさまざまな物語をお届けします。
めぐるものがたりをみる回収した衣服を再生しています
江戸時代の人々は紺屋で古い布を藍色に染め直し、長持ちさせていました。
使い続ける愛着も工夫も、昔から大切にされてきた豊かさでした。
2015年から始まった無印良品の衣服リユースの取り組みは、その知恵を受け継ぎ、
まだ着ることのできる衣服を染めなおしたり、洗いなおしたり、つなぎ合わせたりして、新たなかたちへと生まれ変わらせています。
役目を終えて手離された服が1着でも多く、大事に着続けられるよう、一つひとつ手をかけています。
無印良品では、お客さまに愛用いただいた服を店舗で回収し、1点ずつ人の手で仕分けてリユース・リサイクルにつなげています。
衣料品を店舗で回収
回収品を1点ずつ検品
リユース
商品をアップサイクルし、「ReMUJI(衣服リユース)」として販売
リサイクル
服など商品の原料として再生
リユースした衣料品は、「ReMUJI(衣服リユース)」として一部店舗で販売しています。
回収した服を1点1点検品し、まだ着ることのできるものを選んで染めなおしました。新しい色を重ねることで、着なくなった服に、次の価値と楽しみを作り出しています。
染めなおした服の商品一覧をみる1.検品・予備洗い
一つひとつ検品し、染まりやすくなるよう最初に洗いをかけます。
2.染色・乾燥
染料を調合し、染色した後色ごとに分けて乾燥機にかけます。
3.検品・タグ付け
一つひとつ丁寧に検品してタグをつけて出荷されます。
回収した服を1点1点検品し、まだ着ることのできるものを選んで丁寧に洗いなおしました。気持ちよく着られるよう洗った服を、誰かが大切に着てきた風合いごと受け継いでみるのはいかがでしょう。
洗いなおした服の商品一覧をみる回収した服をつなぎ合わせることで新たな服にリメイクし、次の持ち主へとつないでいきます。
誰かが大切に着てきた服と、別の誰かが大切に着てきた服が出会って生まれた、唯一無二の1着です。
1.検品・ペアリング
一つひとつ検品し、つながる服の組み合わせを決めます。
2.裁断
つなぎ合わせるそれぞれのシャツを裁断します。
3.縫製・仕上げ
2枚の裁断したシャツをつなぎ合わせます。洗い加工後、丁寧に検品しタグをつけて出荷されます。
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古くなった愛用品を回収し、新しい価値を与えて、新しい姿に変えて、もういちど誰かの日常へ。あますことも欠けることもなく暮らしが満たされるちょうどいい循環を。そんな「ReMUJI」の取り組みをめぐるさまざまな物語をお届けします。
めぐるものがたりをみる生産過程で生まれる廃棄品を減らす取り組み
生産の過程で付着した汚れやキズが原因で、廃棄される予定だった服を救い出し、丁寧につくろいました。
汚れやキズのある箇所をおおうワッペンは、モノを大切に使っていることを示す印です。