こんにちは。CaféMUJIピオレ明石です。
お盆も明け、夏の盛りもピークを迎えたもののまだまだ容赦のない暑い日が続きますね。
そんな日差しのキラキラと眩しい日、淡路島にある「北坂養鶏場」に産地見学に行ってきました。
先日より、CaféMUJIピオレ明石とCafé&MealMUJI神戸BALの2店舗限定で、北坂養鶏場で産まれた卵を使用したデザートや食事を提供しています。
今回は、神戸BALのスタッフと合同で、愛情とこだわりをもった卵がどんな工程を経て生産されているのか、オーナーの北坂さんにお話を伺ってきました。
北坂養鶏場では国内で産まれたヒヨコを仕入れ、自分たちの手で育て卵を産ませ洗浄分別して販売する、という方針で生産をしています。中間の業者を挟まず、生産者自ら消費者のもとへ直接卵を届けることができるのも特徴的です。
鶏のエサにもこだわりがあります。
メインはトウモロコシの皮ですが、ぬか、醤油の搾りかす、卵の殻などなど、をブレンド発酵させて栄養価の高い餌を自分たちで作っています。発酵食品を入れることで腸内の環境を整え、元気な鶏へと成長していくのです。
「良い卵は良い鶏から産まれる」を基に、鶏の体づくりも大切!
北坂さんは、ただ育てて卵を販売するのではなく、鶏たちが美味しい卵が産めるように、まずは生きるための環境を整え、鶏自身の力を引き出すことができる養鶏家(プロフェッショナル)なのです。
今回楽しみにしていた、鶏たちとのご対面!北坂養鶏場の鶏はゲージ飼いをしています。
奥行100メートルほどもあるゲージに約2万羽もの鶏がずらり。同級生の鶏ごとにゲージを分けて、計10列 合計約12万羽の鶏を飼育しています。なんと、北坂養鶏場では淡路島の人口程の鶏を飼育しているのです!
こんなにたくさんの鶏を飼育していくうえで気になるのは、鶏糞のこと・・・
ここの養鶏場のゲージは二階が鶏の住まいで、真下の一階が鶏のトイレになっています。つまり排泄物が下に落ちる造りになっています。
一階はおがくずを敷き詰めたバイオトイレになっており、アンモニアなどの臭いのもととなる菌が増えないように工夫されています。
さらに、発行させ栄養価を高め、乾燥させ、最終的には鶏肥として商品化されています。まさに循環型養鶏場なのです。
田畑と木々に囲まれた自然豊かな場所にある北坂養鶏場。オーナーの北坂さんはじめ、生産者の方々、自分たちの納得いく商品を作るために大変な努力を重ね、こだわりを貫き通していく姿に胸が熱くなりました。市場にある商品の背景を見ることはとても興味深く、面白いです。
生産者の方の思いを繋ぎ、お客様に商品を販売していくことが私達の仕事だと、改めて感じる1日でした。
貴重な体験と時間を共有させていただき、ありがとうございました。
北坂さんの卵を使ったプリンは店舗でも、持ち帰りでも召し上がっていただけます!ぜひ、じっくり味わってみてくださいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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