こんにちは。
ゴールデンウィーク、どのように過ごしていますか?
今日は、5月5日(金)こどもの日のイベントのお知らせです。
みなさんは『おてらおやつクラブ』の活動を知っていますか?
『おてらおやつクラブ』は、お寺にお供えされるさまざまな「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、子どもをサポートする支援団体の協力の下、さまざまな事情で困りごとを抱えるひとり親家庭へ「おすそわけ」する活動です。
この活動は、2013年、奈良県田原本町にある「安養寺」松島靖朗住職の行動からはじまります。
そのきっかけは、2013年5月24日、マンションの一室で母子が餓死状態で発見された事件。松島さんは、このニュースに触れて「現代の日本にも飢餓がある」ことに強い衝撃を受けました。
一方で、全国のお寺には沢山の食べ物が、仏さまやご先祖さまへの「おそなえ」としてあります。
松島さんのお寺では果物などはジャムにして保存するなどの工夫をしていますが、それでも食べきれず、ご縁のある人にお裾分けしていたとか。
お供えものがあるお寺とひとり親の貧困家庭をつなげたら何とかなるのではないか…そう思いついたところから、この活動は始まりました。
今では全国1800のお寺が参加する活動になり、570ほどの母子家庭や生活困窮者を支援する団体と連携。
全国のお寺から届くお裾分けを楽しみにしている子どもたちは、毎月2万5000人ほどになりました。
5月5日は無印良品店頭で、『おてらおやつクラブ』の活動の紹介や、無印良品で購入したお菓子をその場で寄贈することもできるイベントを行います。
『おてらおやつクラブ』は、子どもの貧困問題の解決をめざしています。
お寺の「ある」と社会の「ない」をつなげたこの仕組み。
「知ること。」「参加してみること。」でわたしたちもいっしょに社会の課題解決に取り組んでみませんか?
無印良品 イオンモール大和郡山