こんにちは。
前回の100の良いことvol.1に続き、vol.2をお届けします。
まずは、100の良いこと、のおさらいです。
無印良品は、その商品やサービスを通して生活を簡素に美しく整えることにより、 社会全体や地球人としての課題の解決を目指してきました。
“無印良品は、商いを通すことで、人々が喜び、そして美を伝播することができる。”
田中一光
(田中一光さんは、無印良品創設の第一人者であり「無印良品」の名付け親です。
アートディレクターを務めていただいていたグラフィックデザイナーです。)
この価値観のもと、社員ひとりひとりがそれぞれの立場で実践している 生活者の役に立つこと、社会の役に立つこと、たくさん(=100)の取り組みを集めたのが「100の良いこと」です。
さまざまな取り組みをしている中でも、ご利用いただいているお客様や店舗で働くスタッフに一番身近であり、その取り組みをわかりやすく感じられるのは「商品」からではないでしょうか。
今日は、100の良いことvol.2として
「包装の簡略化」についてお話ししていきます。
飾らず、もの本来の色やかたちのままを大切にしたい。
過剰な包装をしない。
まとめて一括包装に。
共通容器に入れる。
シンプルなもの作りであると同時に、地球の資源をムダにせず、ごみを減らすこともできるものです。
無印良品の商品はすべて、成り立ちのわけが印刷されているパッケージであっさり包まれていたり、タグがつけられているだけで、店頭に並んでます。
その代表格が、レトルトのシリーズです。
よく見かけるレトルト食品は、レトルトパックに重ねて紙箱などに包装されてますね。
無印良品のレトルト食品は、レトルトパックそのものに必要な情報をプリントし商品パッケージとすることで、化粧箱を使わず二重包装を避けています。
ファブリックス製品
包材の無駄をなくすため、商品パッケージを使用せずにタグのみで販売しています。
このように、ゴミをださない、手間を省く、そんな思いが込められています。
簡素であっさりしているようですが、案外「これでいい」のかもしれません。
店頭で、気づいてもらえると嬉しいです。
無印良品 モントレー