皆さん、こんにちは。無印良品イオンモール姫路大津です。
今回は、巷で噂の昆虫食、『コオロギせんべい』についてご紹介します!
そもそも、なぜコオロギせんべいが生まれたのか。
今、世界の急激な人口増加傾向にあり、やがて食糧危機がやって来ると予測されています。
特にたんぱく質の需要量が供給量を上回ってしまい、重要な栄養素であるたんぱく質が世界的に不足するとされています。
そこで家畜の代替えとして、現在注目されているのが昆虫食。
また、家畜を飼育する時の環境への負荷も、昆虫の方が環境にやさしいということで、環境問題対策としても昆虫食が推奨されています。
無印良品では、昆虫食研究の第一人者である徳島大学と連携して、コオロギ粉末入りのせんべいを開発しました。
環境問題などの課題を考えるきっかけになればという思いが、コオロギせんべいが誕生につながりました。
昆虫食がすぐれている点は、ほかにもあります。
昆虫は主な動物性たんぱく資源の家畜と同じく、主要な栄養素を多く体内に含むため、栄養素を効率よく摂取することができます。
【100gあたりのたんぱく質量の比較】
・コオロギ 60.0g
・鶏 23.3g
・豚 22.1g
・牛 21.2g
このように、ほかの食肉と比べて、コオロギは高たんぱくの食材となっています。
「でも、いろんな虫がいるのに、なんでコオロギ……?」
と思った方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、栄養素のほかにもコオロギが食料として向いている点を3つご紹介します。
【コオロギの3つのわけ】
・飼育が容易
必要な水やえさの量が圧倒的に少ないので、簡易なキットを使用し、省スペースで飼育が可能です。
・成長が早い
約35日で成虫になります。
他の昆虫と比べて、成長が早いので、効率よく生産することができます。
・雑食
コオロギは主に雑穀類を食べます。
ですが、雑食なのでえさの選択肢が広く、残った食品を食べる等、食料廃棄の問題にも貢献する可能性があります。
このような特長が、先ほど挙げた食糧危機や環境問題への解消につながるのではと期待されています。
より詳しい説明は特集ページを是非ご覧ください。
【コオロギが地球を救う?】
色んな可能性を秘めた『コオロギせんべい』。
実食したスタッフも
「エビみたいで香ばしい……!」
と、好意的な意見がでました。
現在、当店にも入荷しています。
レジ付近に売場を設置していますので、是非この機会のお手に取ってみてくださいね!
大変人気商品のため、数に限りがあり品切れの場合もあります。ご了承ください。
皆様のご来店、お待ちしています。
無印良品 イオンモール姫路大津