こんにちは、無印良品ノクティプラザ溝の口です。
整理収納アドバイザーのはまがちょっとしたくらしのコツをご紹介するシリーズ7回目です。
今日は日用品のストックの量についてです。
コロナ渦でマスクやトイレットペーパーが姿を消した時期がありました。
みなさんはどのくらいの量をストックしていますか?安心できる量はどのくらいでしょうか?
収納場所も無限ではないので、必要なモノが効率よくストックされているといいですね。
必要な量は家族の人数やライフスタイルによって人それぞれ違います。
ちょうど良いストック量の決め方のポイントは2つ。
①どのくらい使っているか調べてみましょう。
例えばトイレットペーパーは1巻き何日で使うかとか、1パックどれくらいで使いきるとかを調べてみましょう。
②使うところのそばに収納場所が作れるか、どのくらいの量が置けるかを考えましょう。
安いからとまだストックがあるうちに買ってきてしまい、床や廊下に置いてしまうといざという時に避難の妨げになるかもしれません。また置いておくスペースにも家賃がかかっています。
4人家族の我が家ではトイレ内の棚にティッシュペーパー3個入り2パックとシングルトイレットペーパー(4倍巻き)20個で、掃除に使用する分を含め約半年分になります。
これだけあれば、多少品薄になってもしばらくは安心です。防災備蓄用に各部屋にも2つずつ置いています。
同様に洗剤類やシャンプーなどの日用品のストックは、1つ新しいのがあれば安心。
何日くらいで使いきるのかを見てみると、収納スペースや場所の決定、在庫管理や予算立てにも役立ちます。
私は、8年前に洗面台下に「一応買っておこう」を繰り返したために、浴室のカビ取り剤がなんと7本も出てきた経験があります。買ってある事を忘れ、前から押し込んでいたために、何があるのかさえわかっていなかったのです。
それ以後はファイルボックスで仕切りを作り、種類ごとに分けてストックしています。
ストックを使い始めたら数日中に買い足しておけば、無くなって慌てることもありません。
お菓子も防災備蓄用以外は、引き出し式のケースに入るだけ。
棚の隙間に押し込んでいた紙袋も、いつか使うかも・・・をやめて、ストッカーにサイズごとに分けて入るだけ。
いつか使うかも・・・はなかなかやってこないし、他のモノで代用できるかもしれません。
決めた量から増えそうな時は「お気に入り」を選んであふれないようにしましょう。
モノは使われてこそ活かされます。
使わずに手放すことが「もったいない」なら、使われず所有しているだけの「もったいない」もあるのかもしれませんね。
自分のちょうどいい量を知ることから始めてみませんか。
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無印良品 ノクティプラザ溝の口