こんにちは。宇都宮インターパークビレッジです。
毎年冬が近づいてくると、多くのお客様からお問合せをいただく人気商品の「自分でつくるシリーズ」が今年も入荷しました!
定番のヘクセンハウスやガトーショコラに加え、今年は新たに「自分でつくる シュトーレン」が発売されました。
今回は実際にシュトーレンを作ってみました。
セットの中にイーストや、予めラム酒に漬けられたドライフルーツなども入っているので、ご家庭で用意する材料は無塩バター、牛乳、卵の3つだけです。
正確に分量を計量するのも、お菓子作りの醍醐味ですね。ワクワクしてきました!
しっとりした食感を生み出すのに不可欠なマジパンを作り、生地に直接混ぜ込む用と、中心に巻き込む用に分けます。
巻き込み用は20cmの棒状に伸ばすのですが、「柄の長い計量スプーン・大」の長さが19.5cmなので、大体同じ長さに伸ばせていればOKです。ぜひ目安として使用してみてください。
伸ばし終えたら、ラップに包んで冷蔵庫で冷やしておきます。
次は生地作りです。
大きめのボウルにシュトーレンミックスやバター、牛乳、卵黄、ドライイーストを加え、手でこねるようにしてまとめます。
発酵のために必要なイースト菌は、30℃〜40℃くらいの温度下で活発になるので、バターは常温に、牛乳も35℃に温めてから入れるのがコツです。
生地に弾力が出てきたら、刻んだミックスナッツとドライフルーツミックスたちを加え、混ぜ込んでいきます。
生地をボウルの中央にまとめたら、ボウルに乾燥防止のために濡れ布巾をかけ、約40℃で40分発酵させます。
オーブンに発酵機能がある場合は、使い方通りに操作し、上記の状況下で発酵させてください。
また、発酵機能がない場合でも、電子レンジを使った発酵の仕方がキットの裏面に記載されていますのでご安心ください。
発酵後、クッキングシートを敷いた天板に生地を移し、楕円形に手で押し広げていきます。(オーブンは180℃に予熱しておきます)
生地の中央より少し手前の位置に、冷蔵庫で冷やしておいた巻き込み用のマジパンを置き、生地を手前に折り畳みます。
上下を閉じ、形を整えます。この時に、生地の表面にドラーフルーツやナッツが飛び出していたら、焦げるのを防ぐために生地の中に埋めましょう。
180℃で約35分焼きます。
焼いてる間に、バター100gを電子レンジや湯煎などで溶かしておきます。
シュトーレンが焼きあがる直前に、溶かしたバターをバットに移すようにすると、バターが冷めて固まらないですよ。
焼きあがったシュトーレンを上記のバットに入れ、刷毛で全体にバターを塗り、バター全量を生地に染み込ませていきます。
最初は全部染み込むのか不安になりますが、10分くらい塗り続けると全て染み込みました。
粗熱がとれたら、粉糖を全体にたっぷりとかけます。出来上がった直後はバターが馴染んでいないので、ラップをかけて常温で半日くらいは寝かせましょう。
シュトーレンの食べ方はまず中央を切り、切り口から約1cmくらいに1枚ずつスライスして食べます。
シナモンとラム酒の香りが広がり、ナッツやドライフルーツの食感が楽しめます。
保存の仕方は、乾燥を防ぐために残ったシュトーレンの切り口を合わせ、ラップでぴったりと包み、密閉保存容器などに入れて常温で保存します。
シュトーレンは日が経つ毎に味がなじんでいき、その味の変化を楽しみながらクリスマスまでの期間を楽しむお菓子です。
(※こちらのキットで作るシュトーレンは、製作環境や保存状態によっても変わってきますが、常温保存の場合、1週間以内を目安に食べきってください。)
一から材料を用意して作るのはハードルが高いなと思っていた方も、今年はぜひこちらのキットを使って、シュトーレン作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
もちろん、この他にもさまざまな自分でつくるシリーズを取り揃えております。
また、店頭では今回作ったシュトーレンをはじめ、スタッフが実際に作った商品をディスプレイしていますので、そちらもぜひご覧くださいませ。
無印良品 宇都宮インターパークビレッジ