こんにちは。宇都宮インターパークビレッジです。
以前無印良品で買った3号サイズのウンベラータが大きく成長し、昨年秋に剪定した茎から新芽が出てご覧の様子になりました。
5月の新緑の季節を前に、せっかくなので無印良品で最近発売された鉢を使って植え替えます。
用意した道具はこちらです。
ナーセリーポット約2L、土すくいスコップ、培養土約1.5L、鉢底石1.5L
他に用意しておくと便利なものとして、ごみ袋45L・10枚、ポリプロピレンバケツフタ付(7.5L)
あとは市販の鹿沼土を培養土に混ぜる為用意しました。
まず現在植えてある鉢からウンベラータ(苗)を抜き出します。
出来るだけ土が乾いている状態でやると取り出しやすいですよ。
市販の挿し木用の細かい土に植えていたため根っこに土が絡まっていましたが揺らして揉みほぐしてあげると大体すっきりします。根っこを傷めない様に優しく扱います。
ある程度土を落としてみると根っこはこんな感じでした。
まだ植え替えにはやや早かったかもしれません。
植え替えの目安は鉢底から伸びた根っこが見えていたら植え替えのタイミングです。根が鉢の中で伸び行き場がなくなっている状態は良くないです。
取り出してみるとまだ根詰まりしていませんでしたが、樹形が鉢に比べ大きいと感じたので思い切って植え替えてみました。
これまでいくつか植え替えしていますが、根詰まり状態でも、根詰まりしていない状態でも意外と植え替え後も元気そうなので、温かい時期であれば大丈夫かなと思います(体感です)
今回使う鉢、ナーセリーポットはこんな感じです。樹脂でできています。
これよりも大きいサイズの鉢も販売していますが、この2Lタイプは穴が横に空いていました。大きい鉢だと鉢底に穴が開いていますが、この2Lタイプが横に穴が開いているのは保水力を高める為かなと思いました。種から育てる野菜の種や食用ハーブも販売しているので。
次に鉢底石を敷き詰めていきます。
目安はちょうど水はけ用の横にある穴が埋まりつつ、ある程度平らに出来る量を入れています。ハスクチップ、軽石、ゼオライトが入っています。
次に土を入れていきます。が、使用する培養土はピートモスという土も配合されており粒子がかなり細かいなと感じたので市販の鹿沼土を混ぜます。
培養土の状態
鹿沼土を少し混ぜた状態
鹿沼土を混ぜた理由がいくつかあります。
・まだ苗が大きすぎず根っこも根詰まりしていないくらい弱い状態かなと感じた為
・鹿沼土の特徴で土が乾いているかどうか判断しやすいようにする為
・鉢が焼き物の鉢でなく樹脂で出来た鉢の為、です。
根っこが根詰まりするほど成長していたり、室内管理ではなく外で管理するタイプの植物であれば、培養土をそのまま使って問題ないと思います。
敷き詰めた鉢底石が隠れる程度の土を入れて、そのあとに苗を手で押さえながら土を入れていきます。スコップがあるとやりやすいですよ。
土の量は鉢の全体の高さより指2本分くらい低いラインまでの量が目安です。土を入れすぎると水やりのときに水位が上がってきて土が溢れてしまうためです。
このくらいまで土を入れました。
この状態で土を根っこに絡ませるようにしていくイメージで土全体を指で優しく押してみたり、鉢をトントンと叩いてみます。そうすると苗がぐらぐらせずに固定されていく感じがします。
最後に水やりをします。
霧吹きで土全体に水を上げて鉢底から水が溢れてくるくらいまであげます。
水やりするとさらに苗が固定されてぐらつかない感じがしてきます。
皿は家に余っていたものがあったので代用しました。
ナーセリーポット用の皿は販売していないので、室内で管理する植物であれば市販のものを用意していただくと良いかと思います。
最終的にはこんな感じになりました。
20分くらいで出来ました。
感想としては、鉢底石はゼオライトをいう素材が入っていて鉢内の水分量を整えてくれる効果があるので魅力的でした。
培養土は植物の種類や、管理方法によって良し悪しがあると感じますが、ほぼそのまま使えるは便利だと思います。
ナーセリーポットは、安くてデザインもシンプルでいいです。また黒色の為、日中の温かさを蓄えやすいと思います。専用の皿もあればいいなと思いました。
スコップは土の袋からすくうこともできますが、ある程度の量の土を一旦スコップに移して鉢へ入れることが出来るサイズだったので使いやすかったです。
植え替えしてみて、土の用意が簡単で道具の使いやすさのおかげで短い時間で植え替え出来ました。
5月頃は植え替えに適したシーズンなのでぜひお試しください。
無印良品 宇都宮インターパークビレッジ