みなさま
今回はは川口駅前に店舗を構えていらっしゃる「太郎焼本舗」さんを取材させて頂きました。
昨年9月に川口に赴任して来てから、ずっと気になっていたお店です。
アンコ大好きAzukistの中の人としては太郎焼本舗さんの中の方と是非お話をさせて頂きたいと考えていたんです。
何の打診もしていなかったんですが、アンコの事を考えていたらアポのお電話をしておりました…。
電話に出て下さったのは元気なお店の方。
「今から来て良いよ!」と、おっしゃって下さいましたので、お言葉に甘えて取材にお伺いしました。
3階入り口から店内にお邪魔すると、電話で元気なお声で電話対応して下さった北澤さんが笑顔で迎えて下さいました。
お話を御伺いする前に、先ずは太郎焼本舗さんご自慢の太郎焼を拝見。
アンコとカスタードの二種類があります。
見て下さい、アンコもカスタードもぎっしり入っています…眼福です、ハイ。
上に押された焼印の香りが芳ばしい…本当に素敵です。
Azukistとしてはもうこれだけで昇天してしまいます。
太郎焼本舗さん、北澤さんの祖父様が茨城から川口に引越して来てから始められたのだそうです。
当時は「甘太郎」と呼んでいたそうで、今でも昔からのお客様は「甘太郎」と仰るとか。
60年ほど前に手焼きから機械式にされたそうで、太郎焼の焼印もそれから押されるようになったとの事。
火を使う仕事なので夏場はクーラーを入れても部屋が熱くて水分補給は欠かせないそうです。
今のお店は3階建で、1階と3階で焼き上げと販売、2階でアンコ作りをされていて、
生地とアンコのレシピは昔から変えていないんだそうです。
だから、昔のお客様が今も笑顔で変わらぬ味を楽しみに来店されているんですね!
移り行く世の中で、変わらない物ってあるべきだよね…そう強く思った中の人です。
そして、12-3年ほど前からは鯛焼きも始められたそうです。
鯛焼きと太郎焼との大きな違いは中の餡の種類と生地の厚さだそうです。
鯛焼きの方がバリエーションが豊富で太郎焼と比べて生地が厚めなので、
太郎焼と同じ餡でも2つは違う食感が楽しめるそうですよ。
季節によって人気の商品に違いがあるそうです。
冬は太郎焼、夏場は冷たい白玉汁粉が人気との事。
1階の店頭に何やら歌詞の看板が出ていたのでお聞きしてみると、
なんと先代はCDを出されていたそうで、ビックリしてしまいました。
CDはこちら「太郎一代記」!
他にも、太郎焼の焼き印マークの入ったマスクを販売されていて、
これが家紋模様みたいでお洒落でした。
元々は自家用に作られたそうなのですが、評判が良かったので店頭で販売されたそうです。
そんなお話を楽しくお聞きしながら太郎焼を頂く、楽しい取材をさせて頂きました。
いきなりの取材を快くお受け下さった北澤さん、有難うございました。
また、食べに行きます!
写真は親切にして下さった北澤さんご夫婦です。