キュースタ富士吉田

【キュースタ富士吉田】富士山、山開きました。

山開き

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2021/07/02

いつもお便りをご覧いただきありがとうございます。

梅雨本番、お日様が恋しい今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。

いよいよ富士山の山梨県側の登山道「吉田ルート」が開通し
7月1日、山開きを迎えましたね。
2年ぶりの開山でワクワクしている人も多いですかね。

去年はお休みだった山小屋もオープンし、真っ暗な富士吉田の空に山小屋の光がともり
本来の富士吉田の夜の姿がなんだかとっても嬉しかったです。
去年はこの姿が見れずとても残念でした。

日々日々、夏山らしくなっていく富士山もちょっとした楽しみのひとつかもしれません。
富士吉田の日常の一コマには、いつも富士山がいてくれるんだなーと改めて感じます。
 
富士山


今日は富士吉田で長年愛されている。
夏を知らせる「じゃがいもとひじきの煮物」をご紹介いたします。


富士山信仰で訪れる信者に対して、宿を提供し、もてなす役目の御師の方が、
富士山山開きの7月1日に振る舞ったのが
「じゃがいもとひじきの煮物」だそうです。

また富士登山の安全と無事、暑い夏を健康に過ごせるように祈願するものとして、
富士山や神棚に供えたと言い伝えられています。

「海のものと山のものを用い、開山をお祝いする」というのが
もともとの意義であり、今でも習慣として山開きの日には食べられるそうです。

作り方もごくごくシンプルで
 
じゃがいもひじき

ひじきは乾燥ひじきでも生ひじきでもどちらでも大丈夫です。
この時期の吉田のスーパーには生のひじきが並びます。

じゃがいもは皮をむき、新じゃがなら軽く洗って、半分ぐらいに切ります。
鍋に油を入れて、ひじきを入れ油が回るまで炒めます。

じゃがいもを加えてひたひたのお湯を加え煮る
じゃがいもに火が通ったら、砂糖、醤油を加えて、15~20分ぐらい煮る。

仕上がる直前にみりんを加えれば、はい!完成です。

最近は彩りや栄養面から、人参、干ししいたけ、さやいんげん、油揚げ
などを加えたりするそうです。
 
煮物完成


簡単なので試してみてはいかがでしょうか!
遠くにお住いの富士五湖付近出身の方は懐かしい味で
ちょっとリラックスできるかもしれません。



ご存知の方も多いかもしれませんが、
富士吉田にある北口本宮富士浅間神社には登山道の入り口があるんです。
鳥居に張られたしめ縄を切り落とし、お道開きで開山となるそうです。
昔一緒に働いていた大学生たちは、せっかくなのでといって
ここから富士登山にチャレンジしていて、さすが!っと思いました。
 
吉田口

海の幸と山の幸。無印なら何かなーと考えていたら、ありましたオススメが。
炊き込みごはんの素 あさり山菜ごはん

こちらも簡単につくれますので、お試ししてみて下さいませ。
7月も美味しいものをたくさん食べて、元気にいきましょう!