グラスに入れたお茶も汗をかく。
今年も夏の足音が近づいてきましたね。
この季節は私のお気に入りのコースターが大活躍してくれるので、なんだかわくわくします。
ところで、みなさんはものを買うとき、どのようなことに着目して選びますか。
見た目、価格、使いやすさなど、様々な基準があると思いますが、私がこの『コースター』を選んだ理由は、【商品が作られた背景】。
今回は、私が愛着を持って使用している理由である【コースターの背景】についてお伝えしたいと思います。
まず、商品が作られる過程。
自然素材の温かみが感じられる『コースター』は、インドネシアのロンボク島に自生する【ケタック】というシダ科の植物で作られています。
これは島の伝統植物で、昔から人々の営みに根ざした生活の道具なのです。
【ケタック】をひとつひとつ手で編んで作られた『コースター』は、編み目が細かく、変形しにくいのが特長。
手編みだからこそ、それぞれの商品に個性があり、自分のお気に入りの形を選ぶのも楽しい。
そして、【永く使い続けられる丈夫なつくり】も私がこのコースターを選んだ理由。
編みあがったコースターは、約半日間煙で燻されます。
燻蒸することで、防水・防虫効果が生まれ、蒸し暑い気候でも丈夫で永く使える製品となるのです。
実際に手に取ると、燻した際の煙のにおいがしますが、これは丈夫で永く使えるように工夫が凝らされた印。
煙のにおいが気になる方は、風通しのよい場所でにおいを飛ばしてからご使用ください。
商品の背景にある思いや技術を知ることで、商品に深い愛着を持つことができるのは、私だけではないはず。
工夫が込められた自然由来の『コースター』
みなさんもお手に取ってお試しください。
無印良品 名古屋名鉄百貨店