MUJIの食品の商品開発は、 「世界の食文化に学ぶ」を基本としています。
「世界の食文化に学び、 お客さまの食生活を豊かにする」という考えのもと、イタリアで学んだことを提案していきます。という事で今回はイタリアのパスタについて学んできました。
学んだこと①
小麦からこだわるパスタ本来のおいしさは……
パスタを美味しく食べる=ソースがおいしい
パスタを美味しく食べる=小麦がおいしい
という事でパスタにデュラム小麦を使い製法にもこだわっています。
学んだこと②
本場から学んだ味や食べ方
北部は酪農地域だから、バターやチーズなどの 乳製品、 畜肉を使った味の濃い料理が多い。湿度の高い気候なので、 軟質小麦を使ったパスタが発達。 柔らかめソースによく絡むソースが発達。
南部の乾燥した気候は、乾燥パスタの発達にも影響している。 とれる素材を生かしたシンプルな味付け、 具材と一緒にして食べやすいショートパスタの消費も多いそうです。
学んだことからスパゲッティだけではない、色々な形、食感のパスタを作りました。
ロングパスタ はパスタの王道。 迷ったらまずはこれ!
ショートパスタフジッリ はくるくるした形で、 クリーミーなソースと相性◎
ショートパスタペンネは パスタの中と側面のくぼみに ソースがよくからむ。
ショートパスタ リガトーニ は厚みがしっかり、 食べごたえもしっかり。
ショートパスタ チェレンターニ はパスタの穴にソースが入って、 すくっても食べやすい。
そしてソースも地域ごとの特長を表現した新たな味をつくりました。
特に気になったピスタチオといわしを早速食べてみました。
ピスタチオの風味を生かしたパスタソースです。クリームソースにパルメザンを合わせているので香ばしく濃厚な味です。リガトーニに濃厚なソースが入って、しっかりした歯ごたえで美味しかったです。
いわしとフェンネルは、シチリアの伝統メニューだそうです。いろいろな食材の味がぎゅっと凝縮されていてパスタで私は今まで食べたことない味でとても美味しかったです。
少し汁気もあるソースなので、ねじれたかたちでパスタの中にソースが入りやすいチェレンターニとの相性がとてもよいです。
また、調理方法も拘ってしっかりつくるとより美味しく味わえます。
塩タブレットやオリーブオイルもいかがでしょうか。
フランス産の岩塩をタブレット状にかためました。 計量いらずに使えて、パスタの茹で塩としておすすめです。
一粒がパスタ1人前を茹でる時に丁度良い量になっています。パスタをゆでる際、 塩を入れて下味をつけることで、 ソースと混ぜたときにより一体感が出ます。
有機オリーブオイル
スペイン産のオリーブを使いました。ほどよい辛みと 香ばしい後味が特長のエキストラバージンオイルです。容器には、 酸化を防ぐ鮮度保持ボトルを採用。 量の調節がしやすいスクイズボトル。 ゆでたパスタにオリーブオイルをあえると、時間が経ってものびにくく、アルデンテが保てるんですよ。
ぜひぜひ皆さんも世界に学んだパスタをお試しくださいませ!