今回は、3月9日(土)に行われた『Rose Farm KEIJIが伝える、花のある感じ良いくらし~選んで束ねる大切な人に贈るわばらの花束~』ワークショップの様子をお伝えします。

講師にお招きしたのはRose Farm KEIJIの盛田さまです。

農園から届いたばかりのいきいきとしたわばらを手に取り、ひとつひとつ名前や特長を丁寧に説明していただきました。

ばらといっても種類はさまざま。とげが多いもの、つぼみは小さいのに大きな花を咲かせるもの、とても甘い香りのするもの……。
Rose Farm KEIJIの農園では、わばら自身が育ちたい方向に曲げた形を無理に変えようとせず、伸び伸びと育つ過程を見守り、それぞれの持つ個性を大切にしており、ふと子育てと共通するものを感じました・・・じっくりとひとつひとつ違う表情をみるのは新鮮で楽しいものですね。
そんな個性を持った、わばらたちをいろんな角度で眺め、とげの鋭さに指先でそっと触れてみたり、そのわばらが持つ香りの違いを確かめ、さまざまな感覚を用いてわばらを存分に感じました。
いよいよ花束作りです。わばらの個性を知った後に行うお花選びはひと味違って、贈る相手の気持ちを考えるとさらにワクワクしてきます。

束ね方のコツを教えてもらいながら、一本一本を丁寧に束ねていきます。
ひとりひとり選んだ色も大きさも違うわばらたち。
贈りたい相手の顔を思い浮かべながら選んだわばら。「おかあさんに贈るの」と話してくれたお子さんのお花はどの色も優しい色のわばらを選んでいたのが印象的です。どんな花束になるのか楽しみです。

完成!香りも様々でひとつひとつ個性のあるわばらたちが、みなさんの手によってそれぞれ素晴らしい花束になりました。
はじめは恥ずかしがっていたお子さんも、たくさんのわばらの花にそっと手を伸ばして、少しずつ触れていくうちに自然と笑顔がみられました。
今回のワークショップでは、誰かのためにお花を選ぶという楽しさや、感謝の気持ちや恥ずかしくて言えないことを、伝えるきっけになったのではないでしょうか。
皆さんも大切な方へありがとうの気持ちを込めて、花束を贈ってみてはいかがですか。
無印良品 イオンモールKYOTO