イオンモールKYOTO

【イオンモールKYOTO】今月のテーマは「いつものもしも」

【イオンモールKYOTO】今月のテーマ

MUJI BOOKS

2021/03/10

すこしずつ暖かい日が増えて春めいてきましたね。
3月は「いつものもしも」をテーマにした本が揃いました。

2011年3月11日、東北地方を襲った東日本大震災。
10年後の現在も被災地は復興の道なかばです。災害を繰り返さない未来について考えたことはありますか。

もしもの事態が起こる前に身につけておきたい、いつもの備えとくらしの知恵についての選書となっています。

これらの中から、わたしがおすすめするのは「家族最初の日」という本。
写真家・植本一子さんの2010年2月から2011年4月までの日記です。
 
【イオンモールKYOTO】家族最初の日

■家族最初の日 著:植本一子 ちくま文庫 消費税込1,078円

夫のラッパーECDさんと写真家の妻と娘二人(2歳と0歳)のバタバタの生活。家事に追われ、子育てに追われる毎日。
生活の記録として夫婦それぞれのその日の出費の家計簿がついていて興味深いです。

でも2011年3月11日に突然襲いかかる震災、原発の恐怖。

母として、妻としての目線から見た毎日のことが努めて明るく、日記として綴られています。
穏やかな日々の中にこそ、もしものピンチを乗り越えるためのヒントが溢れているのではないでしょうか。

すべてのことは予告なく突然に起こりうることですが、すこしでもできるところから備えておきたいですね。


無印良品 イオンモールKYOTO