こんにちは。
本日は1980年に出来た無印良品の成り立ちと、現代社会でのものの消費について考えてみたいと思います。
無印良品は、1980年に西友のプライベートブランドしてスタートしました。
キャッチフレーズは「わけあって、安い」
安くて良い品として開発され、ノーブランドの商品発想でつくられました。
商品開発の基本は、生活の基本となる本当に必要なものを、本当に必要なかたちでつくること。
その為に、素材を見直し、生産工程の手間を省き、包装を簡略にしました。
1980年代の過剰、過包装なものが溢れていた時代に鮮明に移り、簡素で美しい商品が今も皆様に愛されています。
MUJI新宿は2021年9月にリニューアルをし、様々なものの溢れる現代においてものの消費、「捨てる」ということについてずっと考えています。
1FのReMUJIフロアでは、お客様から回収した着なくなった衣服を染めなおしたり、洗いなおして再販売をしており、取り扱い直後から多くのお客様のご支持を頂いております。
ReMUJIをご覧になるお客様のお声を聞くと、取組みに共感して頂けた他に、「一点物」つまり他には無い商品という「自分の感性でものを選べる」良さがあることが分かりました。
同時に無印良品で販売されている商品の多くが、大量に作られた衣服、量産品であると気付かされました。
周りと同じ恰好というよりも自分だけの「一点物」が多様な現代にはとても合っているのかもしれません。
ただ、私は大量に作られた衣服も、一点物にすることは出来るのではないかと考えています。
私からは、無印良品で作られる衣服を長く愛して頂く為に、パッチワークを紹介します。
汚れたら自分自身で洗い、染め。穴が空いたら布の端切れで埋め。
そんな風に洗われ、直された衣服は、自分だけの「一点物」になるかもしれません。
例えば、端切れは使い古したふきんでも、タオルでもなんでも大丈夫です。針と糸さえあれば5分から刺繍をすることが出来ます。
靴下だって、マフラーだって、使わなくなったマイバッグだって立派な素材です。
飽きたり、汚れたりしても新しい衣服がすぐにまた手に取れる今の時代、ぜひMUJI新宿で「一点物」になる衣服を探してみてはいかがでしょうか。
沢山の衣服を持つよりも、少しの自分だけの一点物を手にする事で「足るを知る」ことに繋がるかもしれません。
MUJI新宿では3月より、MBFの衣服の品ぞろえを大幅に拡大し、更にB1Fでは壊れた家具や陶磁器の修理サービスを展開して、お客様のご来店をお待ちしております。
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それでは次回もお楽しみに。
【MUJI新宿】
〒160-0022
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TEL:03-5367-2710
営業時間11:00~21:00