アトレ恵比寿

【アトレ恵比寿】今日のずっといい言葉

【アトレ恵比寿】今日のずっといい言葉

MUJI BOOKS

2021/02/11

アトレ恵比寿MUJI BOOKS店内で毎日お伝えしている「今日のずっといい言葉」から、特に印象的だった言葉を週替りでお届けします。

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『最高の入浴法』

出版社:大和書房 著:早坂信哉 税込1540円 P2


今日のずっといい言葉

「結局、最高の健康法は入浴だった」

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みなさん湯船にお湯を溜めてゆっくり浸かっていますか。

仕事から帰ってきて、お湯を溜めるのが面倒くさい。体だけシャワーでちゃちゃっと洗って早く寝たい。そういった気持ちは、確かによく分かります。

しかし、シャワーだけで済ませるなんてもったいないですよ。

お湯に浸かることで、シャワーでは得られない健康効果があり、ストレス発散や、疲労回復はもちろん、人生の幸福度を高めたり、健康寿命を延ばすとも言われています。

そんな健康メンテナンスツールが無料で、しかも家を出ずにすぐ隣の部屋にあるとしたら、活用するしかないですよね。

入浴には7つの健康作用が働きます。

①温熱作用-体を温め、血流がアップし新陳代謝が上がります。

②静水圧作用-適度な水圧で、マッサージ効果を生み出し、むくみを解消。

③浮力作用-水中にいる間は重力から解放されます。筋肉や関節をゆるめ、リラックス効果をもたらします。

④清浄作用-シャワーよりも効果的に体の汚れを洗い流します。

⑤蒸気、香り作用-鼻や喉の粘膜の乾燥を防ぎ、免疫力を高めます。また、アロマを追加すれば、自律神経を整えます。

⑥粘性、抵抗性作用-水中での運動は適度な負荷がかかるため、ストレッチに適しています。

⑦開放、密室作用-身も心も裸になり、自分を愛でるメンテナンスの時間。日常から解放されリラックス効果があります。

お湯に浸かるだけで、同時にこれだけの健康作用が働くわけですから、先述した健康効果が表れるのもうなずけます。

本書には、不眠や、肩こり、眼精疲労や、憂うつなど、それぞれの不調に合った異なる入浴法を紹介しています。肩までお湯に入ってゆっくり浸かるだけでも健康効果はありますが、よりあなたに合った入浴法を見つけてみませんか。

浴槽がほとんどの家に設置されていて、お湯を溜めて入浴する習慣がある国は世界でも類を見ないのだそうです。

こんなに身近で健康になれるお風呂文化を、これからも大切な習慣として残していきたいですね。

 

アトレ恵比寿 MUJI BOOKS 担当  松居淳平
 

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