無印良品では現在約35種類の味のレトルトカレーを販売しています。中には「バターチキン」と「クリーミーバターチキン」のように、ベースとなるカレーは同じながらもアレンジが違う、というものもいくつかあります。
そんな中、いちばん種類が多いカレーは意外にもキーマカレーで、実に5種類。キーマカレーとは、挽肉を使ったカレーのことで、ナンにもご飯にもとてもよく合う万能なカレーです。
内訳としては、
①キーマ
②トマトのキーマ
③ジンジャードライキーマ
④キーママタル
⑤辛くない ほうれん草キーマ
の5種類。
④は残念ながら当店で取り扱いがないので、キーママタル以外の4種類を食べ比べてみました! ちなみにキーママタルは、グリーンピースを具に加えたキーマです。

今回食べる4種類はそれぞれ辛さが違います。

辛くないほうれん草キーマ...…1辛
トマトのキーマ...…2辛

キーマ...…3辛
ジンジャードライキーマ...…4辛
味はもちろん、辛さでカレーを選ぶというのも無印良品のカレーの楽しみ方の一つです。
早速、出来上がりを並べてみました。

色からもそれぞれの特長が現れています。左上が普通のキーマ、右上がほうれん草キーマ、右下がトマトのキーマ、左下がジンジャードライキーマです。では、食べていきます。
まずは、辛くないほうれん草キーマ。先週発売された新しいカレーです! ほうれん草ペーストによって緑色に仕上がっています。こちらは鶏挽肉を使っています。

名前の通り、辛さは全くありません。むしろ、生クリームの効果で甘ささえ感じるほどです。 さらにほうれん草ペーストが加わることでしっかりとしたコクがあり、辛くないながらも濃厚な味に仕上がっています。ただ、ほうれん草の味が前面に出るということはなく、ほうれん草が苦手な方でも食べられる味になっていると感じます。甘みを感じるほどなので、ご飯よりもナンの方が合う気がします。
続いて2辛、トマトのキーマ。

トマトピューレにトマトペースト、ドライトマトも使ったこちらも鶏挽肉のカレーです。どのカレーにもトマトは不可欠なのですが、そのトマトを主役にしたカレーです。赤いドライトマトが具として入っているのが見えるかと思います。トマトの酸味と程よい辛さが相まってさっぱりとしたカレーに仕上がっています! 生のトマトが得意ではなく、ミートソースやケチャップなら大丈夫というワガママな舌の私ですが、具のドライトマトを含め美味しく食べられました。同じような方も名前で敬遠せず、試してみてください。
続いては3辛、スタンダードなキーマカレーです。

特長はガラムマサラというミックススパイスを使っていること。北インド特有のスパイスで、数種類のスパイスを配合したパウダースパイスです。無印良品ではシナモンやカルダモンといった香りの強いスパイスを中心に配合しています。こちらも、鶏挽肉。口に入れてすぐはそこまで辛くないのですが、何口も食べ進めるうちにじわじわと辛味が効いてきます。とは言っても辛すぎることはなく、心地よい辛さです。チーズを中に入れたチーズナンなどと合わせると、辛みとチーズが程よく混ざってより美味しく食べられるかもしれません。
最後に、ジンジャードライキーマ。

名前の通り、無印良品で唯一のドライカレーです。今までの3種は鶏挽肉でしたが、こちらは牛挽肉を使っています。4辛が示す通り、食べるとすぐに辛みを感じます。名前にも入っている生姜の味も強く感じ、辛みと生姜が相まってじわじわ汗をかいてくるような辛さです。それが牛挽肉の旨みととても相性が良く、ご飯にとても合う味でした! 生姜にもスパイスにも食欲促進の効果があるので夏バテ気味な日にもおススメです。きっと汗をかきながらもガツガツ食べられると思います。
いかがでしたか。同じキーマカレーでもアレンジを変えてさまざまな味を楽しめるように仕上げています! 合わせる具材や分量を変えるだけで味の幅がぐっと広がるのもカレーの魅力です。ぜひ、色々な味を試してみてください。
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無印良品 ルミネ大宮