只今開催中の期間限定のBRANT&SONS展示イベント『内装仕上げ屋のショールーム』。
BRANT&SONSさんは東京・神奈川で修行の後、かねてよりの地元函館で事業を始めたいという思いから、函館に移住し独立。
デザイナーや設計事務所や工務店以外の選択肢として、お客様と作り手が直接対話し、空間やモノを作り上げるというスタンスでスタートし、函館市内の店舗や住宅などの内装工事を中心に活動されています。
こちら会場には道産トドマツや古材を使った家具や、オリジナル塗装のフローリング材の見本などを展示。
その他、オリジナルの小物の販売もしています。
どれも生活になじむおしゃれなアイテムばかり。
地元の道南スギなどの木材を使用し、すべてハンドメイド。
木目も美しく、触り心地のやわらかい仕上げになっています。
こちら道南スギのパズルピース。
つなげて鍋敷きに、はずしてカトラリー、箸置きとしても。
食卓やキッチンで楽しく使うことができそうです。
このかわいらしいパズルピースは3種類の大きさがあります。アレンジ次第で何にでも活用できるので、ギフトとしてもおすすめですよ。
谷藤さんの1番のおすすめが広葉樹の小物入れ。
小物入れはフタを引き出すスタイルで加工の繊細さが伝わってきます。それもそのはず、デザインの設計に時間をかけ、フタがしまった時に美しくみえるようにこだわって設計されたそうです。
互い違いに重なった接合部分は、くぎを使っていない「あられつぎ」という技法を使っているそう。
ブナの美しいフタの木目は、普段ならはじかれる風変わりな木目をあえて使用し、めずらしさも出しました。
イタヤカエデのフタは、バーズアイメープルというギターのボディに使われるような、個性的な木目を出しています。
職人の細かなこだわりだたくさん詰まった逸品です。長く使うことでエイジングの変化を楽しめそうですね。
裁縫用具やマスク入れたりと、いろんな用途で使用できそう。
シンプルな素材とデザインは、空間になじみインテリア性もどこに置いても素敵。
こちら古材を使用したテーブル。
表面は美しく塗装されており滑らかな手ざわりで、見た目とのギャップに驚きます。
新しいものとは異なる魅力を感じる古材。
金属製の脚との組み合わせも素敵です。
BRANT&SONS 谷藤さんがいるときは、家具や内装についてのお話を聞くこともできますよ。
DIYが好きな方や木工に興味がある方もぜひ谷藤さんとお話ししてみてください。
職人の手からつくり出される、心のこもった作品の数々、こだわりを聞くとさらに味わいや愛着が増してきます。
作品だけでなく、瞳を輝かせながら、こだわりを語る谷藤さんの人柄にも注目してくださいね。
函館で活躍する内装仕上げ屋BRANT&SONSさんの丁寧な仕事と作品を見られる展示イベントです。
ぜひ、期間中何度でもお立ち寄りください。
■開催期間:10月9日(金)~10月25日(日)
■開催時間:10:00~20:00 ※最終日は18:00まで
■入場料:無料
■開催場所:シエスタハコダテ3F OpenMUJI
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