本はデジタルで読むのがお好きですか。
紙の本がお好きですか。
私は、どちらかというとデジタル派でした。
本は、情報を得ること。
それならば、いつでもどこでも持ち歩いて、読みたい時に読めるデジタルがいいな、と思っていました。
それがはっと変わるきっかけになったのが、MUJIBOOKSの本の棚です。
背表紙がずらりと並んだと思えば、インパクトのあるおもて表紙がどーん。
本のタイトルはなんだかつながりがあるように見えて、でもなぜか単行本の隣に図鑑が並んでいて。
私にとっては衝撃でしたが、それが紙の本の世界の魅力なのかなあと思いました。
この本との出会いも、本の棚です。
表紙に惹かれて思わず手に取ってしまいました。
筆者は、本はデジタルか紙か、その優越をつけようとしているのではありません。
互いのよさがある、それを考えるきっかけをくれます。
紙の本は理にかなったサイズで、心地よく親しみが湧くデザインで、十分な余白もつくりながら、インクの跡にもこだわりが込められていること。
一方、デジタルの世界もどんどん変わってきていること。
自分のその時々の気持ちで、本の楽しみ方を変えてもおもしろいかもしれません。
本の楽しみ方ってなんだろう。と思った時には、ぜひ一度この本を手にとってみてはいかがでしょうか。
~今回ご紹介した本~
タイトル:ぼくらの時代の本
出版社:ボイジャー
著者:クレイグ・モド
価格:2200円(税込)
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