シエスタハコダテ

【シエスタハコダテ】森へ

【シエスタハコダテ】森へ

MUJI BOOKS

2021/07/06

天気がいいとそれだけで心が晴れますよね。
函館も気持ちの良い季節を迎えています。
うちのスタッフも休みの日に函館山に登ったり、犬の散歩で緑いっぱいの大きな公園に行ったりそれぞれの森林浴を楽しんでおります。
山や森などで深呼吸すると、スーッと気持ちがラクになったり、爽快な気分になったりしますよね。
近年の研究で森林浴をすると、疲労回復や睡眠改善などのさまざまな効果が得られることがわかってきているそうです。

7月のMUJIBOOKSのテーマは『森へ』です。
森のめぐみは、こころの滋養。
部屋でひとり深呼吸したくなる本をあつめました。

『ソロー「森の生活」を漫画で読む』
 
【シエスタハコダテ】森へ

IT化が進み、合理化された社会。
子供から大人まで周りはスマートフォンをのぞきこむ人々ばかりです。
景色を楽しむことも、深呼吸することも忘れた世知辛い日々になっている気がします。

200年前に経済で急成長した社会、文明に対して疑問を持ち、「本当に必要なもの以外すべてを捨てて、シンプルに暮らそう」と自分の信念を貫き、行動したソローという人がいました。

この現代の生活者には、こんな静かな生活への移行は難しいですが、週末に半日でも緑のあるところに出かけ、スマホの電源をオフにしてすごしてみたいなと思える本でした。

『虫眼とアニ眼』
 
【シエスタハコダテ】森へ

小さな虫の動きも逃さず捉えて感動できる「虫眼の人」養老孟司さんと、日本を代表する「アニメ(眼)の人」宮崎駿さんが、自然と人間のことを考え、若者や子供への思いを語る対談集。
知識量、経験量を軸に時代の移り変わりを見つめ、過去のことも今のこともこれからのことも考察していく。
「いまの若者は真面目で気がよくて、優しいいい子だけど、生きていくための武装に欠けている」「子どもの未来はつまんない大人って決まっている」という言葉に共感しました。
こんな大人になりたいものです。
 
【シエスタハコダテ】森へ

他にも大人が本気で遊びたくなる、野あそびの実用書や、
 
【シエスタハコダテ】森へ

森の絵本や、しかけ絵本。
様々並んでいますので、ぜひお手に取ってご覧くださいませ。

~本日ご紹介した本たち~
『ソロー「森の生活」を漫画で読む』
文 : ヘンリー・デイヴィッド・ソロ
編・絵 : ジョン・ポーサリーノ
出版社 : いそっぷ社
消費税込 1760円

『虫眼とアニ眼』
著者 : 養老孟司 宮崎駿
出版社:新潮社
消費税込 539円

『山で麺!クイックレシピ80』
編:山ごはん研究会
出版社:山と渓谷社
消費税込 1430円

『4歳からはじめる親子トレッキング』
著者:関良一
出版社:旬報社
消費税込 1540円

『もりのえほん』
絵 : 安野光雅
出版社 : 福音館書店
消費税込 990円

『ナマケモノのいる森で』
しかけ : アヌック・ボワロベール ルイ・リゴー
ぶん : ソフィー・ストラディ
やく : 松田素子
出版社 : アノニマ・スタジオ
消費税込 2420円

『森の絵本』
作 : 長田弘
絵 : 荒井良二
出版社 : 講談社
消費税込 1540円


MUJIBOOKSはこちら

無印良品シエスタハコダテ