子供にはもちろん、大人にもこの時期におすすめしたい絵本ががあります。
『みえるとかみえないとか』
「普通」はあくまでも自分にとってのもの。
人はそれぞれ違っているし、感じ方も考え方も人それぞれ。
全く同じ感じ方の人なんていない。
その違いをどう受け入れ、どう楽しむか。というとても深いお話です。
この絵本は伊藤亜紗さん著書の『目の見えない人は世界をどう見ているのか』をきっかけにヨシタケシンスケさんが伊藤亜紗さんに相談しながら作ったそうです。
言葉で伝えることが難しいことも、絵本で読むとスッと頭に入ってきました。
誰かと「一緒だね」と共感しあって暮らすことは安心で居心地がよいけれど、違うひとを「へ~そうなんだ」とおもしろがる心があれば、倍以上に楽しくなれる。
「人との違いを否定してはいけない。」ではなく「違いを認められると、こんなに楽しいよ。」と大人の私はそうでありたいし、子供たちにも伝えたい。
見えているものは「みんな一緒」より「少し違う」ほうが世界は面白い。
~本日紹介した本~
『みえるとかみえないとか』
さく:ヨシタケシンスケ
そうだん:伊藤亜紗
出版社:アリス館
消費税込1540円
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