皆さん、こんにちは。
無印良品テラスモール湘南です。
例年より遅く始まった梅雨も全国的な明けが近く、本格的な夏の兆しを感じるこの頃ですね。
今回は、6月に開催しました、『ミモザ藤沢様』での出張販売会の様子をお届けします。
ミモザ藤沢様は、藤沢市並木台にある有料介護ホームです。
無印良品テラスモール湘南は、おおよそ夏と冬で半年ごとに、商品の運搬や当日までの管理などのご協力を頂きながら出張販売におじゃましています。
5回目の開催となる今回も、ご入居者様や職員の皆様のリクエスト、ご意見を取り入れながら、参加スタッフが互いに「これをぜひお持ちしよう!」と出し合って選りすぐった様々な商品をお持ちしました。
"お店でのお買い物"の雰囲気をより感じていただけるよう、店内BGMのCDとCDプレーヤー、買い物カゴも設置して、販売会の始まりです。
気になるお品物をお取りしてお近くでご覧いただく、商品の特長をご説明しおすすめするなどお手伝いを交えつつ、ご入居者様とお話を通して交流させていただきました。
仲よくいらっしゃるご入居者様同士で
「何を買うの?」
「美味しそうなのあった?」
とお互いの買い物カゴの中身を見せ合っていらしたり、
職員様からご入居者様には
「これなら日持ちするし少しずつ食べられそうだね」
「おせんべいは少し硬そうだけど、こっちのおかきなら大丈夫だよ」
などご入居者様それぞれの健康に配慮したご助言もされながらお買い物と商品選びを見守っていらっしゃって、あたたかな雰囲気に満ちていました。
出張販売においてメインとなる食品では、今回『ちいさなバウム』シリーズと2枚入りのナンが初登場。
大変ご好評を頂き、特にちいさなレモンバウムはお持ち込み分が完売となりました。
カレーは人気のバターチキンと牛ばら肉の大盛りカレーのほか、スタッフの推しカレーを合わせた計6種類が並び、ナンと組み合わせてお選びくださる方が多くいらっしゃいました。
衣料品からは、
種類ごとに様々な特長を備えた靴下、
1枚でも羽織を合わせても着られるTシャツ、
通気性のよい『さらっと綿』シリーズのインナーを
お持ちしました。
締めつけの少なさに注目して選んだ婦人用靴下の
『全体がゆったりした靴下』と
『ルーズルームソックス』が、
ご入居様からも特にご注目を集める結果に。
日用品は、
お肌に使うものを中心としたケア用品、
文房具、ジュートマイバッグをお持ちしました。
唯一お肌のケア用ではなく、手のひらや指先をほぐしてくれる『磁器 ツボ押しボール』は、職員様にも袋の上から握ってお試しいただいたところ「大きさや重さがちょうどいい!」「ほぐれる…」と好評で、ご入居様の手のひらにもちょこんと乗せてお試しを促す楽しげな場面が印象的でした。
使う場面を選ばないボールペンや、座ったジャイアントパンダが描かれたぽち袋も人気でした。
今夏の出張販売も、ミモザ藤沢様、職員の皆様から多大なご協力をいただき無事に開催することができました。
誠にありがとうございました。
普段施設内でお過ごしのご入居者様に、売場に並ぶ商品から、季節感や手に取って選ぶワクワクを感じるような"お買い物"を楽しんでいただきたい…
そんな思いから始まった出張販売において、私たち店舗スタッフも、心あたたまる気持ちと多くの学びを頂いています。
地域に暮らす方々のお困りごと、必要とするものを知り、地域に根差す無印良品の店舗として何を提供することができるのかを考え続けるために、まさに地域に暮らす方々のお声というのは不可欠のものです。
その点においても、外出が難しいご入居者様、介護に従事され感染対策などには特に気を配り生活をなされている職員の皆様とお話をし、お声を直接聞く機会は大変貴重であり、お伝えくださることの一つ一つが私たちにはヒントや学びとなって、地域課題に対する視野を大きく広げてくれます。
様々な方が、様々な形で暮らしている"地域"というコミュニティ。
無印良品テラスモール湘南は、地域、ならびに地域に住まうあらゆる方々へ向けて開かれた店舗として、日々の暮らしにあたたかな充実を提供することを目指して、これからもサービスを考え続けていきます。